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カテゴリー:峰深き瀬にたゆたう唄

峰深き瀬にたゆたう唄 - 1周目クリア

投稿日:2017/08/09 |  カテゴリー:峰深き瀬にたゆたう唄  |  コメント:0
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天結いでも出てきた彫像さん

2006年に発売されたエウシュリーのRPGですが、毎日少しずつプレイしてやっと1周目を終えることができました。私がプレイしたのは廉価版ではなくパッケージの通常版になりますが、6年ほど前に戦女神2廉価版をプレイしたときに同時に購入していた。現状の環境はWin10ですから、当初はインストーラーが正常に動作せず困り果ててしまったけれど、毎度お馴染みの右クリから互換性モードをWin7に設定したらインストールが可能になり、公開されてる修正パッチも同じ方法で当てることができました。

11年前のエロゲRPGということで、現在の作品群と比べると特にUI周りに関して洗練されていない箇所が目立つゲームでしたけれど、その半面、現在の作品には無い魅力的なやり込み要素(属性)を内包しているゲームでもありました。

数ヶ月前に同社の天結いキャッスルマイスターをそれなりにやり込み、数年前にアリスソフトのランス9を最後までやり込みましたが、時代のニーズにこたえるように、ユーザーに媚びを売るかのごとく楽々仕様にしてしまった代償として、やり込みゲームとしての魅力が大幅に損なわれている印象を受けました。

これはゲームの規模とかそういった物量的なものではなくて、たとえば本作「峰深き瀬にたゆたう唄」なら何の情報も得ずに普通に1周しただけだと、隠し要素的なものを全て開放することはできないはずだ。2周目に移る時に、そういった隠し要素的なものやCG鑑賞モードで空欄になっている箇所が何であるかを自身で吟味しているうちに、「ミステリアス」な印象が「魅力」へと変化していきます。

こういったエロゲRPGは、従来のテキストノベルの特徴でもある「複数のルートを探す楽しみ」「同時にCGを全て開放すること」、これとやり込みRPG/SLGにおける「周回でさらなる強化」「周回毎に難易度を上げる楽しみ」の組み合わせがすこぶる良好であり、個人的には奇跡の組み合わせだとも思っています。

一昔前のエウシュリー作品は複数の難易度が備わっていることも魅力の1つでしたが、最近の作品は「普通」と「難しい」の2つしか用意されておらず、この件も念頭に入れての意見になりますが、「面倒くさいから1周でCGを全て開放できるようにしてくれ」という声が多かったのかもしれないし、難易度が5つ6つあってもあまり意味がなく、バランス取りが面倒だから手を抜くようになったのかもしれないけれど、その結果、最近の作品群は何か大事なものをどこかに置いてきているような、そういった印象を強く感じました。

何でも複雑になれば良いってわけではないし、本作「峰深き瀬にたゆたう唄」の場合は古いゲームで作りが雑だからそういった面が逆に魅力的な要素に見えてしまうだけかもしれないけれど、それらミステリアスに感じる部分に関しては古い作品群の方が味わい深く印象に残るものだと思いました。



本作の感想と言うよりも過去作品と最近の作品の傾向を語って残念がるという中身になりましたが、誤解のないように書き加えると、遊びやすさやシステム面に戦闘シーンの面白さとか、CGの美しさや物量面でのやり込み要素など、そういったものは最新作の方が圧倒的に優れています。

本作はUI周りや戦闘システムにおいていささか古臭さを感じたものの、それほど違和感なく1周目を最後まで遊べたわけですが、シナリオの展開と言うか「伏線」「配分」に関してはちょっと疑問が残る内容だった。

本作は舞台となるエテの街の下部に存在する「歪みの主根」という迷宮を探索するのがゲーム部分の根幹となっていて、街や迷宮内でのシナリオパートと平行して物語が進行していきます。シナリオパートは安穏とした日常メインで進むわけですが、重要な部分の伏線などが殆ど示されないまま後半に突入し、最後の最後で畳み掛けるように真実が明かされてそのままENDという展開だった。

中だるみを防ぐためであるとか、物語の真相に対する欲求が強まるようにもう少し工夫を凝らした配分で伏線が見え隠れする味付けだったらさらに楽しめたはずだが、何も無いまま終盤に突入して、あっという間に真実が明かされてそのまま終了にはすっかり面食らってしまったのだ。

11年前のゲームだとしてもシナリオがとても大切なジャンルだからこれ以上詳しく書くことができませんが、いずれまた手が空いて2周目を行う気力が湧いてきた時に続きに挑戦してみたいです。1周目は「ミュリ」のルートになりましたが、どちらかというとセフィリアルートの方が重要なのだろうか。
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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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