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Risen - 迎合なんて有り得ない一作

投稿日:2015/09/17 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:2  | トラックバック:0
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あの名無しお兄ちゃんがここまで立派になったのさ

つい先程 Risen をクリアしたんですが、後半に入っても意欲が下がることなく最後まで楽しめました。本作はその全てにおいて開発者らの信念が感じられる作品であり、昨今の主流ともいえるユーザーの顔色を窺うようにレールが敷かれ、ご機嫌どりをするかのように倒しやすい敵が順に出てくるゲームとは確実に一線を画している。

売りたい為に信念を捻じ曲げてでもユーザーに気に入られるゲームを作ることはメーカーとして正道であるから、それ自体に何ら問題はないけれど、開発元である Piranha Bytes は「俺達が作りたいゲームはこの形だ。気に入らないならプレイしなくても結構さ」という声が聞こえてくるようで、それだけの男気が感じられるメーカーなのだ。

戦闘は始終バランスが厳しくて、ゲーム自体の難度は最近のものと比較するとそこそこ高いという印象で、Piranha Bytes の特徴でもある主役は無骨な男であり、物語と世界観は殺伐としている本作ですが、そういったゲームを求めているプレイヤーといざ波長が合えば、プレイに費やす時間がとても有意義に感じる一作だろう。



・ゲームバランスに関して(主に戦闘)
私は難易度ノーマルでプレイしたんですが、序盤から終盤まで手に汗握る戦いが続いた。とは言っても少しずつ強くなっていく主人公は後半に入ると有効な攻撃方法を幾つか習得しているから、最後の方は気持ちよくぶった斬っていく戦闘が楽しめました。

・ダンジョンの仕掛けはちょうど良い手ごたえ
これに関しては難しすぎると辟易してそれでゲームを止めかねない要素ですが、本作の仕掛けの類は高低差を魔法で切り抜けるもの、スイッチ類による開閉、魔法念動力で遠めの物体を動かす、小さくなって隙間から深部へ進む、などなど、直感的なものばかりで理解しやすい部類だろう。人によっては毛嫌いしてしまう謎々やパズルの類は存在せず、これら仕掛けを総括して判断してみると、とても楽しめるダンジョンが形成されています。

・罠、一撃死に関して
罠によるダメージでの一撃死はRPGにおける行事のようなものだけれど、一撃死はロードしてやり直すことを強制されるわけですから、本来はあまり喜ばれるものではないだろう。本作は一撃死の仕掛けが幾つか存在するんですが、そのどれもが画面で見て判別できるから救われている。床から飛び出す針山、床から吹き出す火炎、天井から規則的に降りてくる壁、といった3種類の一撃死トラップがあるけれども、これらを見つけたら付近に罠を解除する何らかの仕掛けがあるのだ。

・ユーザーインターフェースについて
これについては一切の不満がない。Piranha Bytes としては初のゲーム機とPCのマルチ作品となった Risen ですが、どこから見てもPCに最適化されているUIだろう。

・ほぼ日本語化されているドンのルート
冒険が始まる浜辺は全体マップの南西にあたり、ドンが支配する無法者集団の拠点はそこから北へ向かった沼地なんですが、全体マップで見ると北西の沼地です。それほど大きな世界ではないから迷うことはないでしょう。

・日本語化するのなら、Risen Wiki の「日本語化手順」が必須
こちらのページに日本語化についての記載がありますが、そのまま日本語化した状態だとロードが遅くなってしまうので、リンク先の日本語化手順を行うべきでしょう。最後の項目「文字を大きく表示」も重要です。

・ちょっとしたアドバイス
ゲームの有効な攻略方法や戦い方などは自分自身で開拓してこそ真の醍醐味が味わえるものだけれど、本作は戦闘に於ける剣戟が厳しいから、それで挫折してしまう人がいるかもしれない。序盤は剣を使って戦うことになりそうですが、本作は両手の斧区分武器による溜め攻撃が非常に強力であり、それが出来るようになると別世界が開けてきます。間合いをはかる→斧溜め攻撃→バックステップ→繰り返し。



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彼女がメインヒロインか

女は隅に追いやられている本作ですが、そこらのNPCと同じモブ顔のパティがヒロインなのかもしれない。当初は一緒に漂着したサラかと思っていたものの、途中からパティに切り替わっていったわけですが、どうやら続編の Risen 2 でパティがヒロイン?に昇格しているようで、早速インストールして撮影しにいってみたらその豹変ぶりに驚いてしまった。

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誰やねん

Risen 2 は初代Risenの数年後の話のようで、本作と直接物語は繋がっていないけれど、一部の人物が再登場するようだ。数年後の世界では本作の名無しお兄ちゃんは伝説の英雄となっていそうだが、人々に支えられつつ強力な装備によるところも大きかったから、英雄とまではいかないのかもしれない。

何れにしても初代作をしっかりと終わらせたから、続編に対する熱意は始める前から高まっている状態であり、やっぱり続き物は初代からプレイするのが理想だね。

Risen - 物語が終盤に入る

投稿日:2015/09/16 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:0  | トラックバック:0
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慣れてくると気持ちいい戦闘システムです

他ゲームの攻略があったり夏風邪を引いたりと遅いペースでの進行ですが、そろそろ Risen の最終地点が見えてきた。こういった海外の3DリアルタイムRPGに対して物語の質を期待することはない私だけれど、冒険開始当初はそれほどでもなかったが、本作の物語は存外にしっかりしていて、なかなか面白いと思える部類に入るだろう。

この島に漂流したばかりの主役のお兄ちゃんはとても頼りなかったが、各地を巡って人々と触れ合い、自分の役割を受け入れて少しずつ強くなっていく過程もゲームとして良く出来ています。

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斧にして正解だったのか

本作で最も貴重なアーマーは、前回更新分の後に「闘士の鎧」「キャプテンの鎧」と続けてグレードが上がり、画像でも分かるように耐性が相当高くなった。

戦闘スキルの剣術か斧術どちらを上げていくかずっと迷っていたけれど、本作は後半に入ってもレア武器は剣ばかりであり、クエストで製作する武器も剣ばかりだった。それならば、もしかすると最後に最強の武器として入手できるものは「斧」になるオチじゃないかと予想して斧術を上げてみたんですが、まだ他にも剣の最高品が存在するのかもしれないけど、今のところは斧にして正解だったと言えるだろう。

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カッコよくなってきたお兄ちゃん

少しずつこのお兄ちゃんを気に入りだした私ですが、本作を終わらせてしまうとそれでお別れとなる。しかしながら、Risen シリーズは「Risen 2」と「Risen 3」も購入済みだから、このまま最後までプレイしてみましょうか。

Risen - 美しい濃緑と男の料理

投稿日:2015/09/11 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:5  | トラックバック:0
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男の一人旅はまだまだ続く

我が国のテキストADVのような洒落た演出はないものの、本作は章で分けられた物語として進行していくようで、30時間ほどプレイしてやっとチャプター2入りとなった。ここまで進めればこの島で起きている災厄が何なのか、今後どのような行動をすればいいのかが明確に分かってくるんですが、ファンタジー作品では馴染み深い「化け物」が関わっているようで、いずれ戦うことになるその日が怖くて仕方がない。

何しろこの世界のモンスターや野生生物は他ゲームとは別次元の強さを誇っていて、オーガやアッシュビーストですらドラゴンボールの世界の戦士たちに一矢報いるのではないかと思えるほどの、凶悪な攻撃力と敏捷性を見せつけてくるのだ。

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やっとのことで、兜を手に入れた。

30時間プレイしてやっと頭装備が入手できたわけですが、私にとっては一大イベントだったのだ。本作は私が選択した無法者集団ルートだと戦士寄りで、修道院ルートだと魔法使い寄りになるようだが、体力を上げると思っていた以上に攻撃力が増すようなので、ラーニングポイントを多量につぎ込んで現状でも145に達しています。

体力100まではNPCによるトレーニングで上げて、そこからは体力が +5 する希少な自作ポーションで上げているわけですが、余りにも体力を上げすぎた為にいまだ武器スキルが1のままだったりします。さすがにこれ以後は武器スキルを上げていかねば。

今回は毎度有り難い日本語化ファイルを入れてプレイしていますが、付属のReadmeには進捗状況60%ほどだと書かれているけれど、無法者ドンルートの方が日本語化が捗っているようで、ここまでのプレイでは90%以上日本語化されている状態でした。

Risen - 人間の闇がテーマ

投稿日:2015/09/06 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:0  | トラックバック:0
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ハーバータウンにやって来た

本作は開始早々海岸に打ち上げられて、そこからは這うように生き長らえていくのがプレースタイルとなるゲームなんですが、昨今のRPGと比較すると狭く感じるマップながらも、濃密なストーリー展開が繰り広げられるのだ。

マップの規模といえば即座に思いつくのはTESシリーズになりますが、最も知名度が高い Skyrim 比で 1/10 くらいの広さしかないのではないだろうか。或いはもう少し狭くて10%以下かもしれないが、本作はそういった要素が肝ではなくて、この島で暮らす人々の心の闇や、幾つかの派閥が織りなす妬みや憎しみなど、そういったストーリーに付随する機微を味わうRPGなのだろう。

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台詞が笑わせてくれる

RPGに限らず大抵のゲームは女性の美しさを全面に押し出すものが常道となっていて、その風潮は日本だけに留まらず、近頃は海外産ゲームも似通ったものになりつつある現状だけれど、本作はその点においても一味違うのだ。

Risen の男性キャラモデルの種類はかなり豊富にあるけれど、女性は2種類ほどしかない。冒頭で主人公と一緒に漂着したサラも、無法者ボスの嫁も、農夫の嫁も売春宿の女も全て画像の顔であり、ごく稀にもう一つのモデルが出てくるのだが、この世界はまさに男の世界であって、これだけ男を全面に押し出した作風には拍手喝采だろう。

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オヤジ、どいてくれよ

この画像のシーン、多くの人は別ゲームのワンシーンを思い浮かべることでしょう。しかしながら、このゲームのオヤジたちは退いてくれない。オヤジの仕事は数分程度で済むけれど、その間は眺めて待つしかないわけですが、如何なる場合においても絶対にユーザーに媚びない姿勢を貫き通す本作である。

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やっとのやっと、装備品の製作ができるようになった

私は無法者集団に属するルートを選択したのですが、ここまでは血反吐を吐くような思いをして辛抱してきたが、中盤に入った辺りから様々な面で報われてきた。

武器は自分で作った切れ味が鋭いものに変えて、耐性などが上昇するリングなども。さらには本作において最も重要であり希少な「胴鎧」もやっと2つめを入手することができた。以前に書いていますが、装備品「アーマー」でこれだけ一喜一憂したのは本作が初めてなのだ。

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もう放したくない狩人の服。誰にも渡さない狩人の服。

かなり成長してきていますが、ラーニングポイントと金銭面事情からいまだ武器スキルは上げていない。本作は早めに体力を上げて、良質の武器を持てば序盤はそれだけで何とかなってしまうので、武器スキルは今後の課題だ。

何より本作において有効なのは窃盗スキルであり、主役の名無しのお兄ちゃんは本当に手癖が悪い。空き巣とスリは正業なのかと思えるほどそういった行為を犯してきた名無し君であるが、特に空き巣に最適「スニーク」は序盤から習得しておきたい技能だ。

本作はもちろん作りものの世界であって、隙を見せたらこちらが殺される無法者のルールに従って生きなければならないのだから、名無しの男も容赦することはないだろう。

Risen - なんでもいいから鎧をくれ

投稿日:2015/08/21 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:0  | トラックバック:0
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今の私には美味すぎるゲーム

ここ最近はある理由から落ち着いてゲームができない状態が続いているんですが、その合間に今でも大好きなゲームである「Arx Fatalis」と「Ultima 9: Ascension」のプレイ動画を観ていた。Arx Fatalis は外国人プレイヤーの Speedrun で、Ultima 9 は日本人の方が最後まで楽しんでプレイしていた動画でしたが、それらを見ていると、無性に「無骨な男が活躍する良い意味で薄汚いRPG」がやりたい衝動に駆られ始めた。

この「薄汚い」というのは最高の賛辞であり、これに該当しそうなCRPGを思い浮かべてみても、僅かな本数しかタイトルが出てこない。2D系や擬似3Dの古い作品まで含めれば相当数が該当しそうだけれど、できれば味のあるRPGが多かった2000年前後のゲームで3Dをと探してみるも、手持ちにはそういった作品がなかったから、ふと思い出した2009年生まれの Risen を急遽プレイしてみた。

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50%くらいは日本語化されている模様

Gothic シリーズと同様に名も無き男が主役の本作ですが、今の私のニーズにしっかり応えてくれる薄汚さだ。以前に毛嫌いしていたのはマルチ化による迎合まがいな商法に対してであり、本作そのものには熱いRPG魂が感じられるし、ユーザーインターフェースも非常に使いやすい作りだけれども、インターフェースを開く度にマウスカーソルが右上に移動するのはご愛嬌レベルだろう。

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こいつは某門番アサシンの一太刀ですら回避しそうだ

いま私がヤりたいものは、良く出来ていても奇麗すぎてはダメで、プレイヤーの機嫌取りをするかのように「難易度ノーマルなのに実際はイージー」のようなゲームもダメなわけですが、そういった視点で見てみると、本作は実に激しい戦闘を堪能できる。

多くのRPGは超序盤から装備品に関して過剰配給状態で始まるけれど、本作は記事タイトルに書いたように鎧の入手が最初の難問となっていて、ほぼ丸裸のまま狼や猪などの神回避を打破し、超痛い噛みつきを乗り越えて進まなければならない。技能などを習得すればもっと楽にこなせるようになるのだろうけど、少しずつ強くなっていく過程が美味なRPGだと感じます。

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序盤は特に助かるお宝掘り

それなりの技術を要求される激しい戦闘に加えて、お宝掘りや錬金術に鍛冶など、そういったRPGではお馴染みの要素もしっかり組み込まれている本作ですが、クエストラインと序盤の物語の方こそ何より薄汚いと表現しても過言ではない。幾つかルートが有るようですが、私が選択したのはあるグループに所属してその内部の人間関係に翻弄される内容ばかりで、どろどろ話の続発は勇者や救世主物語とは真逆な味わいがあるのだ。

そんなこんなで今の私には非常に好感触なゲームだから今回はこのまま最後までプレイしてみる予定ですが、物の序でにと Steam で80%オフセール中だった「Risen 3 - Complete Edition」と「Risen 2: Dark Waters Gold Edition」を購入しておいた。

この手触りなら二作目も三作目も私の欲求を満たしてくれる作品だろうと予見しているけれど、これだけ買っても1400円とは本当にいい時代になりました。もちろん、旬を過ぎたゲームだから安いわけで、本来ならば購入していないゲームに触れることができて、僅かだとしてもメーカーに利益が生じるという意味での良い時代でもある。



●Risenのフレームレートとテアリングもどきに関して

本作のエンジンは少しばかり癖があるようで、インゲームオプションに垂直同期(V-Sync)の設定項目が存在せず、そのままプレイすると現PC環境では最高設定でもフレームレートが100から150という状態になってしまうから、GPUの無駄な熱吐きが気になるのだ。

垂直同期の項目がなくてもテアリングが発生しないエンジンだけれど、気になるからと定番の RivaTuner Statistics Server でフレームレート制限「60」を入れると何やら画面下から湧いてくる「テアリングもどき画面寸断」が発生してしまう。これはどうやら「60前後」にしていると発生するようで、65以上とか55くらいに設定すれば発生しなくなりました。

ちなみに垂直同期でのフレームレート制限は不可能な仕様のようで、不可というよりどのような手段を用いても垂直同期が上手く掛からない。最終兵器である D3DOverrider でも出来なかったから、恐らく無理なのだろう。

このフレームレート制限に関してはいつか記事にしてみようと思いつつ5年ほど経過しているんですが、マウスカーソルがもっさり気味に遅延状態になってしまう不快な挙動のゲームに効果があります。完全に直るわけではないけれど、マウスの動きがシャープになるのが体感できるはずですが、中にはあまり効果が出ないゲームもあり。

Skyrim、Oblivion、Fallout 3 など、マウスカーソルの動作に支障がある作品が目立つ Bethesda のゲームには特に効果的なのだ。

Risen 昔は憧れていた

投稿日:2010/11/14 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:0  | トラックバック:0
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風景が素晴らしく、目の保養になる

1年前にデモ版でプレイした所まで進めてみた。以前は、1or3人称視点のRPGで、世界がとても広大で、グラフィックが美しくて、豊富なクエストから成り立つ冒険は波瀾に満ちていて、装備品で着せ替えを楽しめるような、そんなゲームに夢を抱きつつ、優れた作品がリリースされる事を願っていたが、MorrowindとArx Fatalis以降は悉くその希望は打ち砕かれてきた。

今回のRisenも上述希望の範囲に何とか収まるRPGだが、一つ事を起こす度に脳裏に既視感が湧き起こり、器と表面の潤色の加え方が違うだけで、過去の凡作群と代わり映えしない在り来たりなRPG風3人称視点アクションアドベンチャーだと改めて痛感した。と、言ってしまいそうになるが、それは第一印象でしかないので、本当に優れたゲームであるのなら、先へ進めば異なる感触を得られるはずだ。

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とても簡素な印象を受ける。だからこそ馴染みやすい

これを言っちゃ元も子もないんですが、オープンワールド系であり、宗教や派閥間での対立を盛り込みつつ、気が触れているのかと思えるほど莫大なバックボーンを支柱とする作り込まれた世界の興亡史に加え、ユーザーに愛されMODが潤沢に出揃い、それでいて物語が秀逸な出来であったMorrowind。Wikiもユーザーによる日本語化などの風潮が浸透していなかった頃、自由度を売りとしたオープンワールドRPGではMorrowindが一つの完成形であり、完結を見ている。

同じRPGだが正反対に位置するArx Fatalis。小ぢんまりと纏まった地下世界は、泥臭くも洗練された美しさを兼ね備えており、仕掛けと罠とお宝に溢れ、異文化抗争や人間ドラマに、腹が減ったら魚や肉をジュージュー焼いた、あの冒険を忘れることはないだろう。Arx Fatalisは、閉鎖された空間の中で、ギミックに満ちた1人称視点RPGというジャンルにおいて、一つの完成形であり、完結を見せてくれたと思っている。

Risenは一見するとオープンワールド系と思えてしまうが、実態はArx Fatalis系の踏破タイプだろうといった手触りだ。今日は印象的な雑感についてのみ述べてみましたが、なかなか面白いゲームなので、このまま続けて遊んでみましょう。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

この価格ならアリ。JP規制が解けたRisen

投稿日:2010/11/12 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:6  | トラックバック:0
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Steam週末セール Risenが14.99ドル

以前にデモ版での印象を綴っているのですが、すでに1年と1ヶ月も経過していたとは驚きだ。正直なところ、デモ版では媚り始めたライトで在り来たりなアドベンチャーゲームと言った所感でしたが、1270円なら突撃しても問題ないだろう。

Drakensangをプレイしようと思ったが、重量級なので完遂するには覚悟が必要だから今は辛いし、来週にはElemental: War of Magicが仕様変更されるから手を空けておかねばならない。そんな訳で、適当にコイツでもプレイしておこう。

と、どこまでも皮肉っておきます。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

男の料理は健在: Risen Demoを遊ぶ

投稿日:2009/10/08 |  カテゴリー:Risen  |  コメント:0  | トラックバック:0
Piranha BytesのGothicといえば、連想するのは名も無きおじさんが焚き火の前に座り込み、野生動物を倒してむしり取った生肉をじゅーじゅー焼き、そして戦いの後、活力をつけるために焼いた肉をむさぼり食うワイルドな光景。Risenは「Gothic」というタイトルは付いていないものの、プレイフィーリングはまさにGothicそのものだと感じました。

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フライパンを入手する事が、超序盤のプチクエストになっている

今回のRisenは、Gothicシリーズ3作通して主役を張ったあのおじさんではなく、デモ版では何者なのか経歴がいまいち不明ですが、なかなか男前のお兄ちゃんが主役になっています。そういえば気にしてなかったが、名前が無いところだけ共通しているんだろうか。デモ版では名前が明らかにならなかったような。



RisenはXbox360とのマルチプラットフォームタイトルとして開発され、PCユーザーとして気になるのは、インターフェイス周りに手抜きがないか、無かったとしても純粋に作り込み自体どうなっているのか。製品版を長時間プレイした訳じゃないので、深く突っ込んだところまでは分からないけど、まず好感が持てたのは、コンテナ類にアクセスした直後のマウスカーソル位置。

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敵の死体、宝箱など、開くとカーソルが Take all に移動してくれる

かなり細かいところなんですけど、長旅になるのは見えてるわけで、こなす回数が多いこの部分の処理をおざなりにしていないのはとても喜ばしい。某ゲームなどはコンテナ類、ステータス画面など、開くたびにカーソルが勝手に画面中央に移動し、さらにはデフォルト仕様だとカーソルの動きがとても遅いゲームだったので、ここで激しいストレスを感じてしまった。Risenはその某ゲームとは真逆でよく出来ているし、長旅大好きなCRPGプレイヤーの心情を理解した作りだ。

そしてインベントリィ画面ですが、突き詰めて見てみると明らかにコンソール機とのマルチプラットフォーム仕様なんですが、それでも一目で入ってくる情報量が多め、そして操作性やマウスカーソルの動きなども素早く良好なので、結果、ストレスを感じないそこそこよく出来たインターフェイスです。

コンソール機とのマルチプラットフォームによって、インベントリィやステータス画面が不甲斐ない作りになっているゲームの特徴は

・PCの高解像度、広い画面を生かしきれていないこと
・アイテムの種類によって、やたらとタブで切り替えを迫られるような仕様
・アイコンが大きめで一定範囲に収まりきれず、マウスローラーぶるんぶるんを駆使するはめになるモノ

これはどんなゲームにも当てはまる事かもしれないけど、明らかにストレスを感じるような、顕著にそれが現れているゲームが稀にあるってことです。例えば、Oblivion、Star Wars: Knights of The Old Republicなどは、私はインターフェイスで嫌気がさしてしまった。



Gothicシリーズの特徴として挙げられるのは、戦術なんてそっちのけ、やるかやられるかの大激闘。製作しているPiranha Bytesのこだわりなのかもしれないけど、序盤に出てくる本来は超雑魚ともよべる野生動物が異常に強く、ちょっと気を抜くと死にまくるという、昨今よくあるクリア出来ることが大前提で、冒険心、戦闘での達成感などを忘れてしまっているゲームなどとは大違いなRisenです。

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とは言え戦闘が大味なのはGothic譲り。だが、大味だからこそ雑魚でも気が抜けない緊張感

今回のRisenは、ちょっと試した感覚では、ガードそしてワンツーまたガード。盾などでガードをがっちり決めてから1~2回斬りかかり、再度素早くガードを固める。この方法でけっこう安定して戦闘をこなす事ができるように感じた。

Gothic 3と明らかに序盤の敵が違うなと思えたところは、狼のくせにサイドステップを行ったり、こちらの攻撃を避けようとする。そこを先読みで攻撃をヒットさせるとなかなか気持ちいい。



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崖の上から。下方に同じ漂流者としての生き残りSaraが見えている。

Piranha BytesのGothicといえば、大味な戦闘、名も無きおじさん、などがまず頭に浮かぶかもしれないけど、私はPiranha BytesのGothicといえば、うっそうと蔽い茂る大森林です。この画像では森林が分かりにくいでしょうけど、Risenも森林にかける情熱は相当なものかも。描画的に重くなりがちな森林ですが、CRPGファンなら、森林で癒されることでしょう。



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デモ版は、とある事から知り合ったJanに、道案内してもらう場面で終了します。

このJanおじさん、気さくな人のようであっちこっちに走り回って「あっちに修道院だ」「あっちのほうにキャンプだ」と教えてくれます。面白いのはその最中に野生動物に襲われ、戦いの後、傷を癒すためにJanもポーションをぐいっと飲んでいた。この世界では戦闘後に、貪ったりぐいっといくのが基本。



とまあ1時間足らずで終了するデモ版でしたが、概要をつかむには十分なボリュームだと思います。すでにSteamなどではスコア表示されているようだけど、あんなスコアは気にすることはない。あまりこの言葉を口にしたくなかったが、あんなスコア北米産じゃなきゃ高得点にならないし、このご時世RPGってだけでマイナス5スタートかもしれない。

Piranha BytesやGothicファンの人たちは、すでに購入して遊び始めているんでしょうけど

・冒険とは男のものだ。女は後方で待っていろ
・薄汚い飯を食らって水を飲んで、サバイバルがしてみたい
・理不尽でもいいから手ごたえのある戦闘がしたい
・たまには狼や鳥に袋にされて、大地で野垂れ死んでみたい
・広大で緑豊かな美しい世界を散策したい
・システム側から指図されるんじゃなく、自分で世界を切り開いてみたい
・すぐに終わるものは嫌だ。ボリューム満点のCRPGがしてみたい

きりがないのでこれだけにしておくけど、女は後方で待っていろ以外は、CRPGとして申し分ない魅力的な要素です。確かに、我が国のゲームのような派手は演出はない、キャラクター育成システムはそこそこ深そうだけど、それでも良作Hack and Slashの足元にも及ばなさそう。でもそんな事はどうでもいい。そこで生きたい、そこで戦いたい、自分で世界を変えてみたい。デモ版のみでも、わくわくしてくるようなゲームだと思いました。



余談ですけど、RisenはSLI の効きがかなり良好なようです。SLI はインジケーターを表示させる事ができて、2枚目のビデオカードがどれだけ動いているかの目安になるんですが、Risenをプレイ中はインジケーターがMAX状態ばかりでした。解像度1920x1200、インゲームグラフィックオプションMAX、ドライバ側でAAx4。この設定でデモ版でFPSを気にしつつプレイしてみたんですが、最後までFPS 50をきる事はなかったです。

それと気になったのは、製品版はどうだか不明ですが、インゲームグラフィックオプションにアンチエイリアスの設定項目が無かったこと。そういう時は

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これはNVIDIAの場合ですけど、デスクトップ右クリからここで変更する

AAx4なりx2なり、お手持ちのGPU性能と相談して決めるとよいでしょう。

テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム
カテゴリ
自己紹介
管理人名: S
初めて遊んだPCゲーム
FM-NEW7版デゼニランド

初めて遊んだコンシューマーゲーム
ファミリーコンピューターのドンキーコング

初めて遊んだゲームセンターのゲーム
ゼビウス

好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

・愛するゲーム
Wizardry 8
Might and Magic 6
Might and Magic 7
Morrowind
Pillars of Eternity

・子供の頃に好きだったゲーム
木屋さんが在籍していた頃の日本ファルコムゲーム
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