CRPGまにあ

アーカイブ:2016年09月

Baldur's Gate: Enhanced Edition - BGEEの追加シナリオ「ブラック・ピット」とは何ぞ

投稿日:2016/09/29 |  カテゴリー:Baldur's Gate: Enhanced Edition  |  コメント:0
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難易度バールの遺産だといきなり炎が吹き荒れるような難しさだった

先日難易度バールの遺産で本編をクリアしたので、取り敢えず触りだけでもと追加シナリオのブラック・ピットを始めてみたけれど、バールの遺産だと絶望的なオープニングになるのだ。

ほぼ丸裸の6人が3体のタスロイと戦って、勝てば物語が始まるのだが、これはもう「どうなってんの」と悩んでしまうほどの力の差があります。解法を見つけるために頭を働かせてみるが、6人全員が粗悪なしょぼい武器のみの丸裸で、画像のコロシアム内にはダガー程度しか転がっておらず、もちろんここから出ることもできない。

突破不可能だろうと弱気になって投げ出しそうになってしまったけれど、1年半ほど前「デンジャラスな狼」に悩まされたアレに比べればまだ何とかなる範囲だろうと諦めずに色々と考えてみると、やっと1つだけ攻略方法を見つけ出すことができた。

・6人の初期装備武器は粗悪品の中からランダムで配られる
・最低2人、ベストは3人にスリングの玉「バレット」が配れるまで何度も開始を行う
・テンプレパーティ内で最もSTRが高いガルスに飛び道具類を全て持たせる
・ここからは地道にカイティング戦法で1匹ずつダメージを与えていく
・残りの5人はHP1の状態で倒れたままでも問題なし

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闘技場で戦い続ける追加シナリオのようだ

最初の関門を突破してからは、装備だけ揃えて2戦目を行う寸前でプレイをやめている状態ですが、これはとんでもなく苦労しそうだから気力がみなぎっている時に続きをやることにしよう。

Baldur's Gate: Enhanced Edition - 時間をかけたゆるゆるプレイでしたが難易度バールの遺産をクリア

投稿日:2016/09/25 |  カテゴリー:Baldur's Gate: Enhanced Edition  |  コメント:1
まず先に本作の最高難易度「バールの遺産」における通常6人パーティプレイ時の個人的にお勧めとなる主人公クラスを書いてみますが

・ファイター/シーフのマルチクラス
メイン武器はロングボウ、盗賊技能は主人公に取らせる。イモエンをメイジにクラスチェンジ。

・アーチャー
メイン武器はロングボウ、盗賊技能はそのままイモエンで。イモエンのシーブLvが6になってからメイジにクラスチェンジするのも有効だけれど、シーフの能力が中途半端になります。

盗賊技能はオープン・ロックとファインドトラップを100前後まで上げて、余裕があればピックポケットを。バールの遺産ではバックスタブの1発や2発など入れたとしても雀の涙程度のダメージであるから、ハイド・イン・シャドウとムーブ・サイレントリーは死に能力になりやすい。今プレイではセット・トラップとディテクトイリュージョンは上げなかったけれど、バールの遺産ではこの2つも死に能力になりそうです。



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Steamの実績

色々と事情があって、根を詰めた長時間プレイができなかったからクリアまで2ヶ月弱掛かったけれど、本日最高難易度の「バールの遺産」でゲームを終えることができました。私の Baldur's Gate 初プレイは2000年代前半に発売された価格改定版の時でしたから、その時点でさえ初回発売から数年以上経過していて、今回は十数年ぶりのプレイとなったけれど、ゲーム史に名を刻む良作だから最後まで楽しく遊ぶことができました。

Baldur's Gate や Neverwinter Nights などの BioWare 作品の流れを汲んだものは、PCゲームとして今でもけっこうな数の新作がリリースされ続けていますが、黎明期に礎を築いた記念すべき作品でありながらも、昨今の新作と比較しても「物語の重厚感」「ゲームボリューム」「優れた楽曲」など、特のこの3点に関しては Baldur's Gate が今でも上位に君臨していると今回改めて感じました。

良いゲームであることは年季の入ったPCゲーマーなら誰でも理解している作品だけれど、今回の趣旨は「高難易度の攻略」にあるわけで、とても高い障害を乗り越えなければならないシーンでプレイヤーがどこに意識を向けるのか、何を考えるのか。こういったところに目を向けて評価してみると、古いシステムに強引に高難易度が組み合わされた「バランスが悪い高難易度攻略ゲーム」であることが浮き彫りになってきます。

何故に高難易度攻略ゲームとしては低評価なのかというと、結局何をやっても最終的に行き着くのは1つの戦術しかないからであり、クラス固有の能力など最早通用しないし、始祖とも呼べる古い作品ですから攻防に関する効果的な技能などが無い。物理攻撃回避に関わるのは「敵の大幅に向上したTHAC0」「受け側のAC」「20面ダイス」のみですから、可能な限りメインタンク役を強化してもタンクとして機能しないほど敵の近接攻撃が強力であり、受け止めることなどできない。

序盤から中盤にかけては前回分の更新となるこちらに書いた4つの戦術が有効だけれど、中盤を過ぎたらやることはたった1つしかない。

君も僕も私も貴方もモンスターサモニング。先生に何と言われようとモンスターサモニング。親に叱られようとモンスターサモニング。非国民と呼ばれようともモンスターサモニング。

それぐらいの勢いでワンド・オブ・モンスターサモニングによるモンスター召喚が有効であり、それ以外は何をやっても無駄でしかないし、やるとすればヘイストやチャントによる強化と、プロテクション・フロム・イービルなどの防御呪文を唱えることと、一部の魔法の武器しか効かない敵対策としてマジックの矢を管理することぐらいだろう。

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MVPは君だ(ハイヘッジで売ってから買い直すとチャージ100になる)

今回のプレイでは以前は体験しなかった拡張 Tales of the Sword Coast もしっかりとクリアしたけれど、ウルゴス・ビアードとデューラッグの塔の戦闘は本編よりも厳しいものだった。特にデューラッグの塔の仕掛けの難度は昨今のRPGでは有り得ないレベルでしたから、制覇するのに膨大な時間が掛かってしまった。けれどもこのデューラッグの塔についても、拡張コンテンツの一部のボリュームとしては破格のサイズでやりごたえ満載ものだろう。

それ以外には今プレイではかなりの頻度でバグに見舞われてしまい、最終的に食らったバグは怒りでプレイを諦めてしまいそうなものだったけれど、残りは最終章だけだからと何とかモチベーションを維持して最後までプレイすることができた。



●2017年1月28日に追記
以下に私の環境で起こった不具合を幾つか列挙していますが、今になって思えば2016年8月3日から提供が開始された「Windows 10 Anniversary Update」に起因していたものかもしれません。Windows 10 Anniversary Update に更新したことによって、後日ドキュメントフォルダの名称が2バイト文字である「ドキュメント」に勝手に変更されていたことが判明したので、文句を言いつつ本来の「document」に戻しました。

この問題に気づいたのは年末あたりだったと記憶していますが、マップがセーブされないとか、アイテムが消えてしまうとか、これらはセーブファイルまでのフォルダ名に日本語を使用していると起きやすい不具合ですから、これが原因だった可能性が高いです。



具体的なバグの内容は

・デューラッグの塔をクリアした後にふと気づいてみたら、持ち金12万ほどあったものが2万以下に減っていた。

・時同じくして宝石バッグ、ポーションケース、スクロールケースの中身が全て消えていた。

・クイックセーブ時にかなりの頻度でCTDが発生し、場合によってはPCもろともフリーズすることが何度もあった。

・クリアした地域が未クリア未踏破状態にリセットされることがあった。



色々とあったけれど、楽しく可笑しくバールの遺産をクリアしたわけですが、ここで気になってくるのは本作の子孫であり、ここ半年から1年内にプレイしたゲームで個人的に最高に近いと評価した Pillars of Eternity との比較、さらには子孫の成長ぶりに着目してみたい。

今回のプレイではパーティー移動時のAIに何度も泣かされたが、本作は遠距離攻撃時に敵が壁などで見えなくなると、そのまま前進して突き当たってから左右に移動するという行程をとるわけですが、これだと敵に超接近することになりますから、難易度バールの遺産では死活問題になってしまう。

Pillars of Eternity プレイ時に「サガニ!なにやってんだ前に出すぎだよ」などと思った記憶は全くありませんから、そういったパーティーAIなども確実に進歩しているのだろう。他にも本作では通常のマップ移動時でさえ、仲間の数人だけ遠回りのコースを選んだり1人だけ停止したりと何度となくイライラさせられたが、その点についても子孫の Pillars of Eternity では感じたこともない。※サガニは遠距離の弓使いレンジャー

そして何より最も重要なことは「とても高い障害を乗り越えなければならないシーンでプレイヤーがどこに意識を向けるのか、何を考えるのか」と前述しているけれど、こういった高難易度攻略において、これが何よりも大事なことなのだろうと今回は痛感しました。

本作 Baldur's Gate: Enhanced Edition では最終的にプレイヤーの頭の中は「モンスターサモニング」のみになるけれども、子孫である Pillars of Eternity の高難易度プレイでは幅広い攻略方法が可能となっている。どのクラスにも得手不得手があるけれど「このクラスのこの技能であのシーンを突破できないか」「技能と呪文の組み合わせはどうするか」、パーティーの位置取りや隊形なども重要であるし、プレイヤーが時間を忘れ、我を忘れ、頭の中を様々な思考が駆け抜けていくこと。これが Pillars of Eternity に最高評価を与えた最大の理由だといま気づくことができた。

今回は本作 Baldur's Gate: Enhanced Edition の話だけれども、始祖は今でも語り継がれる名作であり、子孫は目と舌が肥えた現代のゲーマーが満足できるほど優秀なタクティカルRPGであるから、このシリーズというかこの系譜は今でも恵まれていて「幸せ」な状態なのだろう

Baldur's Gate: Enhanced Edition は難易度ノーマルが良好なゲームバランス。
Pillars of Eternity は難易度パス・オブ・ザ・ダムドでこそ真価が見えてくる。

こんなところでしょう。
カテゴリ
自己紹介
管理人名: S
初めて遊んだPCゲーム
FM-NEW7版デゼニランド

初めて遊んだコンシューマーゲーム
ファミリーコンピューターのドンキーコング

初めて遊んだゲームセンターのゲーム
ゼビウス

好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

・愛するゲーム
Wizardry 8
Might and Magic 6
Might and Magic 7
Morrowind
Pillars of Eternity

・子供の頃に好きだったゲーム
木屋さんが在籍していた頃の日本ファルコムゲーム
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