CRPGまにあ

Pillars of Eternity - 求めていた完璧CRPGが今ここに

投稿日:2015/11/28 |  カテゴリー:Pillars of Eternity  |  コメント:5
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やっと6人目の仲間を見つけることができた

もう随分長いことプレイしている感じがしますが、現状はAct2の途中であり、やっとのこと仲間になってくれる6人目の女パラディンを見つけられた。本作は拠点や宿屋でお金を払ってパーティーに参加してくれる冒険者を雇うことが可能だけれど、初回プレイだからイベント持ちのキャラクタが現れるのを待っていたのです。

仲間に関することですが、Baldur's Gate はイモエン、ジャヘイラ、石になっていたブランウェン、という流れで存外に女成分が強いゲームだったけれど、本作は今のところ男衆が目立っています。そんな中でやっと女パラディンが仲間になったが、この人物は仲間の男衆が引いてしまうほど癖がある女かもしれない。

若干のバレになるから白文字で書いておきますが、本作の序盤で仲間になるNPCの登場順は、ウィザード男、ファイター男、プリースト汗だくの男、チャンター男、ここからだいぶ時間をおいてパラディン女。という具合になっています。もちろん進め方によっては他にもNPCがいるのかもしれないが、大抵の場合はこうなりそうだ。

仲間になるNPCたちには経歴があって、彼らとの会話でそこに踏み込んでみたり、彼らが抱え込んでいる問題に対処するクエストが存在していますが、各地方や派閥の名声と絡んでいるものがあったりとここらも深く作りこんであります。詳しく理解できていないけれど、名声によって技能の能力が増すこともあるようだ。



タイトルに書いたように、今の私がCRPGに望んでいるもの全てが本作 Pillars of Eternity にあるわけで、まさかこんなに面白いと感じるとは夢にも思わなかった。私の望みというよりも、本作は全方位から判断してこれ以上のCRPGは無いだろうと思えるほど深く作り込まれていて、プレイを重ねるほどその奥深さに圧倒されるのだ。

Baldur's Gate に限らず往年の BioWare や Black Isle Studios のゲームの一つを抜き出してみることにして、そのゲームは幾つかの大きな柱で形成されているとする。本作 Pillars of Eternity はその大きな柱に複数の支柱が施してあり、やり込んでみると過去の名作群よりもさらに高い完成度であることが理解できるのだ。

これだけ面白いと感じる要因の一つとして、狡いやり方が通じない難易度パス・オブ・ザ・ダムドでプレイしていることも深く関わっているのだろうけど、ここまでは手ごたえ十分でとても満足できています。今年の初頭に発売直後の某作品で「Hardcore+Ironman Mode」という挑戦をしていて、そのゲームは序盤から中盤までは生涯で最難関かと思えるほどの厳しさを突き付けてきたけれど、中盤からはバランス調整不足なのか、味気ない戦いの連続となって一気に評価が下がってしまった。

これまでの感触から本作はそこまでの体たらくを見せないのではと感じているわけですが、こういった挑戦が大好きで、我こそはという意気込みがある人は、是非とも本作の難易度パス・オブ・ザ・ダムドに挑んでみてほしい。各キャラクタの技能習得から金銭のやり繰り、探索時の位置取りや敗北しないための地形観察など、その全てが高い難度の戦闘を切り抜けるための要素なのだ。



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チャンターソングの設定

チャンターは戦闘中常時持続するフレーズを画像のように登録して使用できるクラスであるが、分かりやすく言えばバードこと吟遊詩人に該当します。現状は低レベルのフレーズしか使えませんが、各フレーズには短めの効果時間が定められていて、それらを繋いでプレイヤーが好きなように歌を作ることができるのだ。

現状は高いレベルに到達していないけれど、チャンターの歌は戦闘中に自動的に使用され、本人は飛び道具で攻撃したりチャンター用のスペルを使うこともできる。その中に召喚系のスペルがあって、これがなかなか心強いものとなっています。

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城塞でアレコレできるのだ

アイテム管理を円滑に行えるように作られているRPGは好感が持てるものですが、本作はアイテムなどに重量の概念がなく、さらにはどこにいても使える無制限にアイテムを放り込めるスタッシュがあります。城塞でもアイテムを保管することが可能だけれど、この城塞はそれ以外にも色んな楽しみが詰まっているのだ。

バレになるから入手に関する巨細は割愛しますが、当初は廃墟と化していて、アップグレードを重ねる度に様々な施設が使えるようになります。アイテムを売ってくれるNPCや、自宅の強化で睡眠時のボーナスが増えていったり、城塞の警備などもある。

冒険などのイベントや、野盗やクリーチャーの襲撃などもあり、それらに備える必要があります。そして何より、この城塞はいわく付きの物件であるわけで。

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町の宿屋

ただ回復するだけでは宿屋は味気ない。歩いているだけで回復するゲームにはそもそも宿屋は必要ない。本作は画像のように「休息何回まで」という持続ボーナスが付くんですが、時間ではなく「何回まで」というところが地味なようでよく分かっているポイントだろう。これ目当てで宿屋に通うんですが、序盤は特に機械工が有り難い。

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ユニークの全てにヒストリがある

古いゲームである Baldur's Gate などは、アイテムの種類はそれなりといった程度でしたが、本作は新しいゲームだからアイテム群はかなりの数が存在しています。ちょっと珍しい品だけではなく、食べ物など全てにヒストリが書かれているわけですが、ほんとにもう脱帽かつ圧巻です。

さらに付け加えると、前回も書きましたが本作の日本語化はファックマン氏によるもので、プレイを続けるほどよくこれだけのものを日本語化できたなと感心します。



●他にもある Pillars of Eternity の特徴

・お金を払えばキャラクタのリセットが可能
主役キャラは気力や意志などの技量もリセットできますが、NPCは技量以外をレベル1から1レベルずつ元のレベルまでレベルアップの工程を再び行うことができる。経験値が下がることもないので、実質デメリットはお金が掛かることだけです。

・拠点や宿屋で雇ったキャラクタだけでも冒険ができる
1レベルのキャラクタなら250、2レベルなら500といった具合に値段が上がっていきますが、雇うとそのキャラクタを作成することができるのだ。

・多彩な技能と魔法
クラス特有の技能や共通のものなどもあって、数が多いからその全てを習得することは不可能だろう。自身が描く戦術を如何に上手く反映するかを考えての取捨選択は非常に楽しいものであり、種類も多いことから様々な戦い方が存在するだろう。

・飢えと渇きはないが、戦闘向けとして使える飲食物
飲食物もかなりの種類が存在していますが、ちょっとした敵が相手だとしてもファイターがミルク(安い)を飲んでから剣を抜いたり、長丁場になりそうなら体力や持久力が上がるものを全員が食べてみたりと、思い切って使っていけるバランスだろう。その効果は強すぎでもなく、けして意味がなくもない、ちょうどいい強化です。

・物語も味わえる海外RPG
本作は世界観の構築にも抜かりはなく、とても重々しい物語が語られていきます。勇者の物語ではないし、善行を積んで労ってもらうだけのRPGではありません。

・難易度設定とルールの有り様は申し分なし
今の時代、この価格帯の玄人向けPCゲームでは最も重要なポイントかもしれない。最早投げっぱなしの難易度システムは通用しないのだ。

コメント

No title

良RPGな雰囲気です。セール来てるから欲しいのですけど、これって世界観D&Dなのでしょうか。

Re: No title

>>horonさん

公式にはカスタムルールと書かれていますが、思いっきりコンピュータ版D&Dの拡張で、某作の3と呼んでも過言ではない作品だと思います。Baldur's Gateと比較すると、手間がかかる部分はそぎ落として、そこへ現代風のアレンジが加わったゲームだと感じます。何より物語が濃くて、長編であって、クラスのカスタマイズが深くて、さらには難易度設定が素敵ですから、今のところ全てが大満足ですよ。

Baldur's Gateと本質的に似ている所が他にもあって、ちょっと触っただけでは本作の魅力と長所を理解できないはずです。少なくとも、拠点を持って、デファイアンス・ベイにも入って、そこまで行けば虜になってそうですが、私は難易度PotDでの感想ですから、低い難易度だとまた異なる意見になるのかもしれません。

どうかな?

楽しそうですねぇ(^^)高難度設定こそ楽しいというのは私も同意なのですが…セーブデータ消失までは流石に耐えられないんじゃないか?と言うのが正直なところですね。結局同じキャラ仲間にしてという手順をやり直すのですよね?

No title

>>Sさん
というわけで、セール中ということもあって買ってしまいました。まさしくBaldur's Gateな雰囲気ですね、難易度はパス・オブ・ザ・ダムドです。まだちょっとしか触ってないので面白さのある所まで到達しておりませんが、じっくりやっていきますよ^^

No title

>>雅さん

少しだけプレイした程度では往年の名作シリーズの焼き直しにしか見えない本作ですが、やり込んでみるとそれらよりも面白いです。もちろんそれら過去の名作群があってこその本作ですけどね。

全てが消失するゲームモードは他作品でもけっこうありますけど、真剣勝負を突き詰めるとそこにたどり着くわけですが、それだけのリスクを背負った戦いだからこそ本気になれるってことでしょうね。けれども本作の初見で難易度PotD+トライアル・オブ・アイアンはどれだけ運が良くても切り抜けるのは不可能だと思います。最低でも一度はクリアしていて、できる限り戦いを避けつつクエストでEXPを増やしてく術を熟知していて、そのプランをしっかり練ってからやるものでしょう。このあたりの達成感はSpeedrunに通じるものがありそうな。

>>horonさん

購入されましたか。
カーソルの形とかエリア移動時にキャラが遅れているときの台詞とか、キャラクタ同士の会話とかも、他にも色々と狙ってやってる本作ですね。

最初のレベルアップで一度目の輝きを見せる本作ですが、Lv2でさえちょっと時間がかかりますね。難易度PotDだとプレイ時間はかなり掛かりそうだけど、じっくり楽しんでみてください。

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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