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小此木鶯太郎の事件簿 「可視と不可視の幻想」 - 解答編がリリースされた

投稿日:2016/05/02 |  カテゴリー:小此木鶯太郎の事件簿 「可視と不可視の幻想」  |  コメント:0
犯人が残した手記 - 安楽椅子犯人の企画
小此木鶯太郎の事件簿 可視と不可視の幻想 解答編(Amazonへリンク)

どうやら2日前にリリースされていたようですが、購入して今から読んでみるところです。以前に「応募期間が終了して解答編がリリースされる前に、私の推理内容を書いてみたい」と記していますが、今回は全く自信がなかったので、文字通り恥ずかしい推理内容になりそうだから書かずじまいになってしまいました。

今作は「これは犯人のミスだ」と確信を持てないもの揃いとでも言いますか、何度読み返してもきっちり4つのミスを見つけ出せないでいた。過去作と比較してどれくらいの難度なのかも分かりづらく、煙に巻かれたような気分でした。

解答編がリリースされたからといって詳しく内容を書くことは出来ませんが、今回のタイトルと作中の繋がりは直ぐに理解できました。然しながら、そこから何かを導き出せなかった事が最大の心残りだけれども、問題編を読んだ人でないと意味が分かり難いかもしれません。何れにしても今から解答編を読んでみます。



これだけでは何か寂しさを感じるので、続きの方に私が作者さんへ送信した解答を貼りつけてみます。さらに幾つか気になった事も書いてありますが、小此木鶯太郎の事件簿 「可視と不可視の幻想」問題編を読んだ方用になります。推理の精確さに関わらず、こういった他人の推理を読むことは楽しいものでしょう。


●ここから続きの分です。

・1つめ
沙柳「さっきの実験で”彼女”はなんて言ったんですか?」
小此木君は証言者である蝉倉の性別については一切言及していないのに、インターフォン越しの相手の性別を沙柳が知っていたこと。犯人しか知り得ない情報。

・2つめ
カレイの骨
噛めないほどの硬い骨なのに、沙柳の食膳の皿に骨は無く、部屋のゴミ箱にもなかった。仲居さんがゴミを片付けてもいませんから、カレイの煮付けごとどこかに消えたことになる。作品内で掲示されるものだけ考慮すればいいというルールなので、カレイの骨が消えているということは丸ごと捨てなければならない事情があった。犯行時刻の偽装です。

・3つめ
沙柳がスマートフォンの画像で白河の身元確認を行った。
小此木君が犯行現場の写真で白河の身元確認を行った時、沙柳は「白河さん…だと思います。確実なことは言えませんが」と応えたが、後の会話で小此木君に「白河さんと仲が良かったのでしょう?」と問われた時に、「創作や趣味で少し話すぐらいですよ。プライベートではまったくですね」と応えている。少し話すぐらいの関係で白河の素顔を知っているのはおかしい。さらにその後に沙柳は「協力したいのは山々ですが、やっぱり思い当たりません。思われているほど白河さんとは親しくないんですよ。同じ本好きで、同じ職業で、毎年使う宿と山荘が近かったという程度の関係ですから」とも言っている。

・4つめ
裏口の鍵(ミスリードの予感がしますが…)
落とした鍵は温泉裏口の外に落ちていなければならないのに、小此木くんが仕掛けた脱衣所(屋内)に落ちていた鍵を拾って指紋を消して戻したこと。罠に引っかかった。鍵を仕掛けた時間帯に沙柳は温泉に入っているので、沙柳が鍵を戻した証拠になると思います。



と言った解答を応募期間内に送った訳ですが、1つめと3つめはそれがミスで間違いないと思います。2つめのカレイの骨は、最後までそれをミスと断定していいのか迷ったものなんですが、過去作である「ひとひらひらら」の遺書と同属性なのかと考えるようになりました。

作中であれよあれよという間にカレイの骨(昼食)の件を暴かれていったけれど、最終的に小此木君の追求なしにそこで止まってしまったので、これが3つめのミスなのかと思った次第です。

問題となるのは4つめですが、序盤から最後までずっと裏口の鍵を引っ張り続けていた。余りにも露骨なんで「これは引っ掛けなのでは」と警戒していた件なんですが、これ以上ミスになり得るポイントを見つけることができなかったので、致し方なく4つめにしたわけです。

とは言ってもカメラを設置してあの時間帯に温泉に出入りした全ての人物をチェックしたわけではありませんし、登場人物らから見て第三者となる犯人が鍵を拾って戻したのではという言い訳が通りそうですから、この4つめも自信が全くないのです。

解答のルールとして「4つではなくそれ以上のミスを書いても構わない」というものがあるけれど、今回はこの4つを見つけ出すことが精一杯でした。何より心残りなのは「可視と不可視の幻想」というこのタイトルが意味するものであり、このタイトルが最大のミスに密接に関わっているのではと思索したりもしましたが

・「湖岸の盲点」「ひとひらひらら」
・「赤と黒の境界」「陰と陽の犯跡」

もしも後者に属するものなら何かあるはずですけれど、最大の可視と不可視の幻想は「沙柳の性別」についてぐらいだろうと、そこまでしか理解できずにタイトルに関連するミスを見つけることはできませんでした。

然しながら可視と不可視の幻想とは上手く言ったもので、前作まではCG有りのPC用ADVで、今作からは文字のみの読み物となり、そこを掛けたタイトルなのでしょう。沙柳が女ならミスにならず、男だと途端にミスになり得るもの。これがどこかにあるのではと考えていたわけですが、その点については何も分かりませんでした。

こういった読者参加型のミステリは思いもよらない解答を示されて呆然とする方が楽しめるものですから、どちらかと言うと間違えている方が良い体験をできるものですけれど、ひとひらひららの解答編での衝撃は今でも忘れられない思い出です。

そんな訳で、これから解答編を読んでみます。

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AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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