NecroVisioN

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最近気づいたんですけど、私はグロイのがダメみたい

これはちょっと前にGamersGateのセールで購入したNecroVisionなんですが、ゲームとしてはなかなか面白そうなんだけど、私には無理です。気持ち悪くなってしまいました。

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オーストラリアで発売禁止は伊達じゃないようです

なんかこのゲームは空気が歪んでいるような、どこか一本キレているような奇怪な作品に思えました。画像の赤丸のところに兵士2人の死体があるんですが、そこを機関銃で撃つと物凄い勢いで肉塊に…四角い水色はコンパスなんですが、画面からはみ出してるのは何なんでしょうね。

地形やオブジェクト類は「あ、作り物だな」とすぐに判るんですが、銃の質感はすごいです。画像をクリックすると原寸大になりますが、一見すると本物の銃に見えてしまうほどのクオリティー。

一本狂った世界観が好きで、グロWelcomeで、FPSが大好き、こういう人なら非常に楽しめそうです。ちょっと惜しいけどお蔵入り~



序盤しかプレイしていないんですが、せっかくなんで気づいた事をもう少し書いてみます。

NecroVisionは映像的なグロが売りとなっているようですが、私はそこに恐怖してプレイを止めた訳ではないんです。確かに上の首なし画像などは、見る人によっては吐き気を催しそうなんですが、このゲームって敵を蹴りで倒した後の…ここに重きを置いていると思うんです。

まずプレイしてみて感じるのは、自キャラの体力設定がかなり甘い仕様なので、撃たれても撃たれても体力はなかなか減らず、けっこう簡単に敵に接近できてしまいます。逆に遠方からのヘッドショットは視界の悪さからとてもやり難く感じ、並みの敵兵なら最初から近寄って蹴り飛ばした方が楽に進めるなと思ってしまう。

蹴りが決まると敵は吹き飛んだ後に一定時間倒れこんでしまい、ほっておくとまた起き上がってきて再び攻撃を仕掛けてくるので、ゲームですからその前に「仕留める」「殺す」のが鉄則なんですが、ここの心理が残虐に感じまして、ちょっと私にはプレイ不可能だったんです。

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立ち上がってこないように…

蹴る→敵は寝転がる→頭を吹き飛ばす。蹴る→敵は寝転がる→腕や足をもぎとって動けなくしてやる。という精神的な残虐性の方が私としては目につきました。私はFPSに造詣は殆どないんですが、「動けないようにしてやる」という部分に、描写的にも精神的にもこれだけ力を注いでいるゲームは珍しい。

結局のところ、所詮はコンピューターゲームなんだし、現実逃避できるところがゲームの持ち味でもありますし、そういう意味ではとても優れている作品であると思いました。ポーランド生まれのゲームみたいですが、あちらさん特有の尖がり仕様など、魅力満載なゲームです。

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