714円の誘惑

Direct2Driveで、へんてこりんFPS Zeno Clashが7.5ドルになっていたので購入してみました。デベロッパーはチリのサンチアゴを拠点とするACE Teamです。

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お決まりのカットシーン。左の男が主役です。

へんてこりんと言いましたが、ファーストインプレッション、さらには序盤のプレイフィーリングは相当いけてます。ここ最近、血を噴き出させ、不快で無意味なグロを売りにしているだけなのに、「レーティングが高い」「大人向けのゲーム」だと、実にくだらない風潮がはびこっていますが、それとは違う、純粋にPCゲームらしく、作風自体に何らかのこだわりが感じられる作品。

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パンチが炸裂した瞬間。「入った!」とプレイヤーが体感できるほど作りが良好

基本的には弱めの敵をなぎ倒して進むと、格闘ゲームよろしく状態のような、一定範囲で強めの敵1体から数体と戦うシーンになるんですが、FPSというより格闘アクションに限りなく近いです。どちらかと言えばスト2系よりもファイナルファイトの3D版という印象を持ちました。

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昨今の作品としてご多分に漏れず、モーションブラーを多用。もちろんオンオフ可能

まだ序盤なんですが…「あれ、もう四分の一ほどきちゃった!」。このゲームはボリュームが少ないというレビューをどこかで見たんですが、まだ数十分程度しかプレイしていないのに、全チャプター18中、すでにチャプター5まで来ているようです。なのでボリューム不足なのは明らか。

しかし
・価格がお安いこと
・イロモノ光線を発してはいるが美麗な画質
・及第点以上の操作性
・FPSなのに格闘ゲーム?と感じさせてくれる意外性

プレイしておいて損はない一作だと思います。



来月ズーから日本語版が6090円で発売されるようで、日本語版が欲しい方はそれもありですね。いまこれを書いている現時点では、Direct2Driveで7.5ドルセールのままです。欲しい方はお早めに。

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