Zeno Clash 2に期待

あっという間に終わったZeno Clash。
難易度は、Normal < Hard < Extreme、となっていて、デフォルトがハードなのでそのままハードで最後までプレイしました。

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派手すぎとはいえ、今までプレイしたゲームの中でもトップレベルの美しさ

イロモノっぽくどぎつい色使いなんですが、演出もなかなか上手く、マイナーメーカー製とは思えないほどグラフィックは魅力的だと思います。

格闘アクションを意識したゲームらしく、ぴより(気絶)状態になったら掴んで投げたり思いきり力を込めて振り下ろしエルボーを決めたり、他にはガード状態から敵の攻撃を察知した瞬間、サイドへドッジで避けて、そのままパンチをお見舞いしてやったりなど、殴り合いゲームとしてなかなか良く出来ていました。

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遠近の見せ方も上手く、大きい生物はほんと大きく見えて大迫力です。

飛び道具系は遠距離ライフル、二丁拳銃、ボウガン、さらに手榴弾ぽい投げ爆弾も。もしもこれらが超強力だった場合、「殴り合いFPSとかいうふれ込みのくせに、結局は適当に撃ってれば楽勝じゃん」。案外こうなってしまいがちだと思うんですが、このゲームはその点上手く出来ていました。

中ボスや大ボス戦以外は、殴る蹴るで突き進んで爽快だし、普段はいまいち使うのが億劫になる遠距離ライフルは某ボスで大活躍。二丁拳銃もとあるボスで大活躍。こんな風に使い分けがいい感じに仕上がっていました。

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道中訪れた店のママ…爪がおしゃれです。

難易度ハードだと中ボス戦や大ボス戦で、初遭遇時はまずやられてしまう。ですが、戦い始める寸前、或いは複数のボスだった場合一つ前に倒したボスの直後から再開という親切設計なので、アクションゲームが苦手な方でもクリアできると思います。

とある敵で吹き飛ばされてしまうと、立ち上がるときに主人公視点で画面もご丁寧にグラグラするので、最後の方で久々に3Dゲーム酔いしてしまった。ゲーム酔いなんてするのは10年以上なかったかもしれない。

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お気に入りの敵キャラRimat(左)

叫び声、目つき、血まみれ具合。日本のゲームでこういう女子キャラは絶対に登場しないだろうと思えるタイプです。よく見ると可愛らしい顔をしているところがチャームポイント。

Zeno Clashは次回作がすでに決定していて、オープンエンド形式のマップ、RPG要素を盛り込んだ作品になるようです。2の予習として、今回お安くプレイできてラッキーでした。

ふと思ったんですが、もしもこの作品が5000円とかなら、DL販売だろうとパッケージ品であろうと私は買わなかった。その場合、メーカーは私からの利益はもちろん0円。しかしDL販売で7.5ドルになったおかげで私は購入したので、本来ありえなかった利益7.5ドルが発生した。そして私はいま、2が発売されたらパッケージ品で5000円くらいなら買おうかなと考えています。

このような事実もあるし、SteamなどのDL販売は、メーカーとユーザー両者にとって素晴らしいものだなと、改めて実感しました。

最後に、最も恐怖したキャラクター
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怖い…そんなに見ないでよ

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