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金田一少年の事件簿3 ~青龍伝説殺人事件~

投稿日:2016/12/08 |  カテゴリー:金田一少年の事件簿  |  コメント:0
数日前にやっと手が空いたから「金田一少年の事件簿3 ~青龍伝説殺人事件~」のプレイを開始しましたが、当初の目標であった「絶対に自分の力だけでクリアする」を死守してベストENDを迎えることができました。

前々回の記事で3作目だけ難度が下がっているようだと書いているけれど、簡単になったと言うよりも、システムが少しだけ洗練された分だけクリアに辿り着きやすくなったという表現が適切だろうか。本シリーズの名物である「明智警視による鬼畜強制退去」というものがありまして、推理モードで少しでもミスを犯したら

明智「やはりきみには任せておけません」

という明智警視の発言の後にゲームオーバーになってしまうのだ。3作目からはこのような明智の鬼畜前には必ずセーブポイントが設けてあり、さらにはセーブファイルに「調査、聞き込み、推理」といった具合に次の段階が明確に記されているので、予測しながら進められる分だけ楽になっていた。

本作はPSの金田一少年の事件簿3部作最後の作品であるわけですが、以前にも書いているように鬼畜システムによる印象の悪さから評価が低めなシリーズだけれど、それらの要因があるからこそかじりつくようにテキストを読んで可能な限り状況を把握したいという思いが強まるし、一言一句も聞き漏らさないぞという信念が生まれます。

ADVにおける昨今の主流は読み進めるだけのテキストノベルになりますが、評価するにあたって重要なファクターとなるものは「シナリオの出来」が真っ先に思い浮かびます。こういった最近の作品にも選択肢が有るには有るけれど、ルート分岐だったりCG回収の為だったりと、凡そ難度とは無関係のものであるだろう。

推理もの、ミステリものの醍醐味は「参加することに意義がある」だと私は思っていますが、そういったジャンルにおいて、適当に読み進めて誤った解答を撒き散らしたとしても、プレイヤーの機嫌取りをするかのように何事もなくベストENDに到達できたら興ざめしてしまいますが、プレイヤーが参加しているという実感、困難を乗り越えたときの達成感など、こういった心の機微はゲームと推理物の融合作品においてとても重要なものだろう。

大昔のFC及びSFC時代からそこそこの数のゲーム機版ADVを体験してきていますが、その中でもこのシリーズは最も好きになれたのではないだろうか。細かいところに目を向けると不満が幾つかあるものの、単純に「どれだけのめり込んだか度数」では間違いなくゲーム機版ADV(非テキストノベル)のトップだった。



シリーズ3作全てを終えたわけですが
ネタバレ無しかつ遠回しな表現で3作のランクを書いてみると

悲報島殺人事件(1)
地獄遊園殺人事件(2)
聖龍伝説殺人事件(3)

●推理物としてシナリオが良かったもの
1 > 3 > 2

●コンピュータ版ADVとしての見どころ
2 > 1 > 3

●システムの出来栄え
3 > 2 > 1

●難しさ(私の尺度で)
1 > 2 > 3

●斬新さ
2 > 1 > 3

●ゲームボリューム
1 > 2 ≒ 3

●登場キャラクタのインパクト(濃さ)
1 ≒ 2 > 3

●お笑い度数
2 ≒ 3 > 1

●明智率
2 > 1 > 3

●剣持率
3 > 1 > 2

●美雪の露出度
3 > 1 ≒ 2

●好きな順位(これが一番重要)
2 > 1 > 3

本格的な内容だったのは1作目で、遊びやすさでは3作目になりますが、後にも先にも見たことがないシステムだった2作目が最もインパクトがあって楽しめたものかもしれない。他にも要因があって、2作目のみゲームの中盤辺りから予想していた真犯人が的中していたから、そういった「勝利したのだ」というイメージも後押ししているだろう。

今年はゲームだけではなくHuluで金田一少年の事件簿リターンズを全て見たことと、某アニメのラスボスは明智警視と同じ声の人ですから、それもあって手持ちの金田一少年の事件簿ゲームに手を付けてみたんですが、最新のリターンズがアニメ化されたことですし、金田一ゲームの新作が発売されたら嬉しいね。

続きにはシリーズ3作をプレイ中に誰を犯人だと考えていたのか、他にはちょっとした感想などが書いてありますが、思い切りネタバレなんでシリーズ3作をプレイした人向けの内容です。


●ここから続きの分(ネタバレ)です。













・金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇
プレイしたのは6年も前になりますが、私もご多分に漏れず序盤に入江に行っていなかった為に一度詰んでしまった口で、やり直し後の2回目で何とかクリアできた。しかしながら最後の最後までマユラではなく三村先生か小百合が犯人なのではないかと壮大な勘違いをしていたから、真犯人が判明した時は驚いてしまった。エンディングは運が良かったのか「身投げしないグッドEND」を迎えることができた。

・金田一少年の事件簿2 地獄遊園殺人事件
多くの人がミスリードキャラクタである「ユモリモリ」に引っ掛かったのではと感じられる2作目ですが、私は地獄遊園の数年前に彼の「Ever17」をプレイしていたことが幸いした。Ever17の登場人物である茜ヶ崎空は大のお気に入りで、空と同じ声優であるユモリモリが序盤から気になって可能な限り遭遇できるようなプレイを心がけていた。何度も湯森と話すうちに「これはただの素直な娘だろう」という結論に至り、さらには「空さんが悪人なわけがない」というメタ推理も介在し始め、そうなると怪しいのは1人しかいない、真犯人は幸子なのだろうとほぼ断定しながら進めていった。けれども最後の犯人しか知り得ない情報を言わせる手段が全く分からず、ここだけ検索して情報を見てのクリアでした。初回プレイはFAXの情報不足からローレライ判明時に詰んでしまったけれど、2回目のプレイで何とか最後まで行けたのですが、さらにもう1回プレイしてスタンプコンプと殺人のバリエーション確認も全て終えた。

・金田一少年の事件簿3 ~青龍伝説殺人事件~
プレイ前はホテルの周辺も含め、島全体をダイナミックに調査できるゲームかと思っていたが、ほぼホテル内のみだったことが少し残念だった。3作目の特徴は前2作よりも登場人物の数が増えていることですが、増えた分だけ個性が薄まったのか、1作目と2作目のような印象を登場人物らに感じ難かったことがマイナスポイントだろうか。序盤から余りにも優等生すぎる真田孝一が気になっていたし、中盤辺りで爆弾魔というワードが出たあたりから篠原(眼鏡のオヤジ)も怪しいのではと思い始めたが、結局は全て真田の仕業だった。3作目も面白かったんですが、システムが洗練されたことによって毒気が抜けて、登場人物らの個性が薄まったことも加味されて前2作品よりも気が抜けたような印象を持ったけれど、一番遊びやすかったのは3作目で間違いないだろう。最終局面で理恵が現れず正式なENDに辿り着けなかったが、これについては先にプレイしたシリーズ2作で鍛えられていたことが益となった。シナリオNo.1青龍ホテル編のみ探偵ポイントが100に届いていなかったので、急遽シナリオNo.1のみやり直してポイントを100にして、それからシナリオNo.4の最後をやってみたらベストエンディングを見ることができました。

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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