CRPGまにあ

Eschalon: Book I - 完遂した

投稿日:2017/03/25 |  カテゴリー:Eschalon: Book I  |  コメント:0
Eschalon: Book I - Steam
(今は無料ソフトになっているようです)

手持ちの優良海外ゲームでクリアしていないものを一つずつ完遂していこうという目標があるんですが、先ずはトップバッターである Eschalon: Book I をクリアしました。Eschalonシリーズは2作目である「Book II」を6年ほど前にプレイしているけれど、中盤を過ぎたあたりで放置したままになっていたから、シリーズ初クリアは初代作になりました。

先にBook IIをプレイしているからBook Iの至らぬ点がよく見えた今回のプレイでありましたが、初代作はプロトタイプ的な位置づけでもあり、Book IIの方が気持ち良く遊べる度合いが強いゲームだと思えた。その大きな理由の1つとして、本作は箱や樽などのコンテナにアクセスした時に中身のアイテムがランダムで生成されるタイプであり、「開ける→望みの品ではない→ロード→繰り返し」の行為が僅か数秒で行なえます。こうなると良い品が出るまで何度でも試したくなるのが人情であるけれど、これを繰り返していると明らかに持ち金過多状態になってしまい、挙句の果てにはNPC売り子の持ち金が底をついてアイテムを売りさばけない状態にまでなってしまう。

こういった仕様に対する解決策は「自分で縛りを入れる」という行為が最も一般的なものだと思われるけれど、CRPGとは現状で考えられる最良の選択を取り続けて難関を突破していくというのが持論でもあり、今そこにある現状をより良くする選択肢を無かったことにして自身を騙す行為は私にはできない。だからこそロールプレイマニアではなく、ブログタイトルの「CRPGまにあ」でもあるのだから。

Bethesda の The Elder Scrolls シリーズの3作目と4作目に共通する不出来システムとして「1レベルアップ内に3種類のAttribute+5上げに追われる」というものがあるけれど、今回の Eschalon: Book I もプレイヤーの心情としては全く同質のものだと思えます。本来こういったものは開発者らが予め摘んでおくものであり、プレイヤー側にこのような苛立ちが芽生えてしまうシステムは大きく評価が下がってしまいます。

Book II ではゲーム開始時に4つのルールを決めることができて、その中に「ランダムに作用する鍵開けと罠解除、アイテム生成などを決められた結果にする」というものがあって、これを有効にすれば全てが解決されます。Book I のような仕様だとスキル「Mercantile」などが完全な死にスキルと化してしまうし、全体を通した戦略なども稚拙どころか練ることすらバカバカしくなりますが、続けてプレイ予定の Book II の方は安心して再び取り組むことができそうです。

他にもキー「0-9」に登録できる魔法に関しても癖がある仕様になっていて、魔法のスペルレベルを選択するスペルジャーナルを呼び出しそこから魔法を選択すると、「1」に設定した魔法が上書きされてしまうことも気になった箇所だったが、前述のランダムに関する件と比べれば些細な問題だと感じました。

さらに気になった仕様としては、EnduranceなどのAttributeを上げた時に、ヒットポイントなどが遡及して効果が反映されるかどうかが分かりにくかったり、あるスキルを幾つまで上げれば望みの状態に持っていけるのか、こういったCRPGのキャラクタビルドにおいて重要な事柄が他作品よりも理解しづらいゲームだと感じましたが、これについては名作と呼ばれる作品群でも見受けられますから、問題とは言えないかもしれない。しかしながら、初プレイで一切の情報を仕入れない場合ですと、キャラクタのどこかに必ず「ここは失敗した」と思ってしまうポイントが出てくるゲームだろう。

先に不満な点について念入りに書いてみましたが、ゲーム内容としては、Steamなどのダウンロード販売が一般的になり、グラフィックレベルが飛躍的に向上してきた新たな時代以降に作られたオールドスクールタイプのインディーレベルRPGとして十分に面白いものだろう。国産RPGとは違って、最初から最後まで始終苦しい状態が続き、爽快になれるシステムではないけれども、一つ一つを噛み締めながら少しずつ進めていくゲームであって、こういったものがCRPGの原点に繋がる面白味なのかなと感じます。

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RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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