CRPGまにあ

Sorcerer King: Rivals - 相乗効果による美点

投稿日:2017/10/10 |  カテゴリー:Sorcerer King: Rivals  |  コメント:6
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赤丸内の「Harbinger」、こいつは最悪だ

プレイフィーリングは前シリーズである「Elemental三部作」と粗方似ている印象を受ける本作ですが、大きく異る要素としては、タイトルにもなっている Sorcerer King の存在が挙げられます。Sorcerer King はゲーム序盤から何かとプレイヤーに干渉してくるのだが、攻撃されないように素直に従っておくか、Sorcerer King の軍勢との戦闘で得られる経験値やアイテムを期待して序盤から戦い始めるのか、その選択によって展開が変化しますし、さらには拡張版タイトルでもあるライバル「少数派閥」との交渉にも影響を及ぼします。

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この状態の Sorcerer King はかなり危険

Ascension Points は最後の審判が下る時までのカウンターで、Threat Level はプレイヤー派閥に対する脅威度になっています。Ascension Points が上がると敵の強さが増して、Threat Level が高いとプレイヤーの街に対して多数の軍勢を頻繁に仕向けてくるようになるのですが、画像の Ascension Points 154 でも敵がかなり強化されています。

「こいつは最悪だ」と書いた Harbinger もHP300ぐらいのタイプがそこらを跋扈するようになってきたが、1体だとしてもほぼ確実に死人が出るほどの強さで泣けてくるほど。初回プレイですからゲームの難易度はノーマルでプレイしているけれど、本作はノーマルでも難度がかなり高いタイプに属するゲームだろう。



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これは初期では選択できない英雄です

本作のジャンルを正確に表してみると、「4X + Turn-based strategy + Turn-based tactics + RPG」になりますが、前シリーズよりもCRPG色が色濃く増している印象を受けます。

タイトルに書いた相乗効果についてですが、前シリーズはそれほど気になる題目がなく、ただ流されるようにキャラクタのレベルを上げて装備やスキルなどを選んでいたけれど、本作は統治者のアビリティーと英雄の組み合わせによる上手い戦い方とか、魔法と英雄スキルによる巧みな戦法などを考えるのが非常に楽しいゲームだと思えます。

●英雄スキルQuick Fire + ネクロマンサーRAZA
プレイヤー派閥である「Arch Lich」の英雄ネクロマンサーRAZAが途中加入することが前提だけれど、ネクロマンサースキルには敵を倒した時に上昇する「Death Charges」という概念があって、このチャージを溜めてネクロスキルを使うわけですが、本作においては破格の性能である全回復ヒールがあり、戦闘終了時に余ったチャージをマナに変換するスキルなどもあってとても優秀です。

Quick Fire は Dwarven King と Guardian の英雄2人が習得できるパッシブスキルだけれど、その効果は部隊内の全ての弓使いが戦闘開始直後に順々に矢を発射するというもので、敵軍の弱いユニットから狙っていきます。自軍に手練の弓兵が大勢いれば敵ユニットを複数仕留めることができますから、この時に部隊内にネクロマンサーRAZAがいれば、Death Charges がたんまり溜まった状態から戦闘を始めることができるのだ。短所としては、せっかくの英雄を同じ部隊に入れておくのは勿体無い気がすることか。

●統治者の能力 Heroic Precision + Maul持ちユニット(これは未確認)
プレイヤーが選択できる派閥「Priestess」が Heroic Precision を使えるけれど、説明書きを見ると「この魔法が掛かったユニットはその戦闘中のみ攻撃が必中になる」と書かれているが、連続攻撃「Maul」との相性が抜群なのではないだろうか。

本作や前シリーズのプレイヤーは攻撃を連続で入れてくる野生の熊に酷い目にあったことがあるはずだが、惜しむらくは現状 Priestess プレイ時に Maul 持ちユニットを持つことができていない。召喚熊も Maul 持ちだからそれで試したいのだが、運が悪いのかその召喚魔法が出てこず習得できていない。

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100%命中延々攻撃になんてなるとは思えないが

・後から追記
早速試してみましたが、本作の Maul は3発目になるとミスるようだから延々攻撃にはならなかった。Maul スキルの下方修正なのかもしれないけれど、もしも100%連続延々攻撃が成立していたらゲームを辞めてしまう案件になってしまうから、これで良かった。



上記2つは私が実際に試したりふと思いついた技能の組み合わせですが、他にもCRPGではお馴染みでもある複数の技能で支え合う有効な戦法が多数あるはずですから、そういったプレイが好きな人ならかなり楽しめるゲームだと思います。

コメント

ん〜

自分はやはり今までのシリーズの感覚が抜けなくて、定期的にやってくるソーサラーキングに違和感がありますね。なんか助けてくれたりもするので、何がやりたいんだコイツは?と思ったり(笑)やはり非対称の部分を受け入れられないプレイヤーが低評価付けてるのでしょうかねぇ…野心的だとは思うのですが…慣れない…

Re: ん〜

>>雅さん

AI相手だとどっちみちやる事に大差はないんで、私としては非対称は全く気になりませんが、Elementalシリーズから何も進歩していない不出来なエンジンがなにより気になります。Medium以上の規模のマップを全て開拓したらフレームレートが極端に下る、ロードを数十回ほど繰り返すと確実にCTD、それとは別に戦闘中にたまにCTD、などなど、これぞ枚挙に暇がないってやつです。

ソーサラーキングのようにいちゃもんを付けたりしませんが、コーエーの水滸伝は「コウキュウ」を倒すSLGなんで共通するところがあります。信長の野望・全国版と水滸伝は、子供時代に親の目を盗んで朝まで遊んでいたことが何度もあるんですが、この2本にも人生を狂わされたのかもしれません。

おや

おや、このゲームはクラッシュ問題なんか持ってたんですか。割とメジャーなベンダーだしフレームレート低下くらいはあるとしてもクラッシュまでとは想定外でした。ちなみにPC環境はどんな感じですか?

Re: おや

>>雅さん

Elementalシリーズも似たような具合でしたが、Medium程度以上のマップをほぼ全て開拓して表示領域を広げれば、どれだけFPSが下がるか理解できると思います。これに関しては最後までやり込んだ人でないと同じ認識を持てないはずですから。一番小さなArenaだと何とか我慢できる範囲でした。

環境がと問われても在り来りなとしか表現できませんが、検索すると同様の不具合に見舞われている海外の人の書き込みが幾つかありますね。プレイヤーの絶対数が多ければその解決策が発見されていたりもしますが、本作だとちょっと難しい感じです。

どうもです

返信どうもです。以前FELHをやっていた時にFPS低下は体験していたのですが、PCを最新に変更してからは大丈夫だったので、今回もそういうのがあるのかなぁと思った次第でした。このゲームで確認できるくらい最後までやれれば良かったのですが、今ひとつモチベーションが上がっておりません。御存知かわかりませんが、最近私はDominions4に凝っておりまして…

Re: どうもです

>>雅さん

Elementalシリーズと本作のFPSが低下する問題にマシンパワーは関係ありません。GPU動作に余裕があるのにFPSが上がらない問題でして、同様のゲームは他にもけっこうありますけど、その中でも本作は余りにも酷いから書いているのです。

ふと思い出しましたが、Unityエンジンを使っている某ゲーム後半のロードの長さとか、初期Elementalシリーズにあった不具合であるセーブにかなり時間が掛かるようになるやつとか、これもSSDにしたとしても何ら変化はありません。

こう考えるとAoW3はエンジンに恵まれていて、中身以前にプレイの快適さも長く愛されている理由の1つなのでしょう。発売から3年以上経過していて、マルチはあまり流行っていないほぼシングルのみのゲームなのに、いまSteamを見てみると約1000人ほどプレイ中ですから、このジャンルにおいてこの数値は驚異的かもしれません。

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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