Reshadeは素敵
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Reshade
以前に Divinity: Original Sin のMOD紹介で「ReShade for DoS EE by A100N」という名を挙げていますが、Reshadeそのものを使えば多くのゲームでその効果を堪能できます。
・インゲームオプションからAAが掛からない
・インゲームオプションにFXAAしかない(テクスチャがぼける)
・ドライバ側からAAやAFを有効化しても上手く動作しない
・AFを有効にしていてもテクスチャのボケが気になる
・SMAAを使いたい
・単純にもっと美しくしたい
などなど様々な理由がありそうですが、こういった問題が起きた時に、Reshade で「解決+さらに美しく」することを狙ってみるのが理想的な使い方でしょう。
今回は Titan Quest Anniversary Edition(以下 TQAE) と Age of Mythology: Extended Edition の2本に Reshade を入れて試していたんですが、Reshade の使い方を検索してみると、SweetFX 時代の記事とごちゃ混ぜになっている状態なので、私が実際にTQAEに導入した手順を書いておきます。
■Reshadeをダウンロードする
一番上の Reshade Home ページの下の方からダウンロードできますが、現状はVersion 3.0.8が最新のようです。最新ファイルはEXEファイルのみであり、解凍の必要もなくこのファイルを起動して作業を行います。
■対象ゲームのEXEファイルを指定する
ダウンロードした「ReShade_Setup_3.0.8.exe」を起動するとこの画面が表示されますが、「Select game」を押してから対象ゲームのEXEファイルを選択します。今回はTQAEの「TQ.exe」を選択しました。
Select rendering API で Direct3D 9、Direct3D 10+、OpenGLの何れかを選択するのですが、今回のTQAEは「DirectX9」ゲームですからDirect3D 9をクリックします。
APIの判別についてですが、最も確実な方法は MSI Afterburner のOSDによる表示でしょう。D3D9、D3D11、OGL、という具合に正確に表示されます。

APIを選択すると
Do you want to overwrite the existing installation?
Do you wish to download a collection of standard effects from "URL"?
と続けて画面が表示されますが、2つとも「はい」で。
(1つめは初回インストール時に表示されません)
■インストールするエフェクトの選択

まずはこの画面が表示されますが、これらのエフェクトを全てインストールすると、ゲーム起動時の読み込みで少しもたつくようになりますから、理想的なのは必要なものだけ選択することでしょう。とは言ってもこれだけの量の中から初見で必要なものだけ選択するなどまず不可能でしょうから、今回は、AdaptiveSharpen、FakeHDR、SMAA、この3つだけ入れることを前提にして進めていきます。
画像下の「Uncheck All」で全てのチェックを外して、必要なものだけにチェックを入れていきます。

画像は3つ全てが選択されている状態ですが、「OK」をクリックすれば適用されます。これでインストール作業は全て済んだので、ここからはゲームを起動して設定を有効にしていきます。
■ゲームを起動する

ゲーム起動時に画面上部にこのような表示がされていたら導入に成功しています。もしも表示されない場合は何らかの不手際があるはずですから、もう一度インストール作業を行いましょう。

Shift + F2 でReshadeの設定画面が表示されます
Shift+F2を押すと画面のようなReshade設定の項目が表示されますが、まずは「TQ.exe」と同じ階層のフォルダ内にReshade用の「iniファイル」を作成する必要があります。以前の仕様やSweetFXだと、事前に ini や settings.txt ファイルを作成しておく必要があったようですが、現状はもっと手軽になっている模様です。
まずは画像の赤丸内の「+」をクリックします。

+をクリックするとこのBOXが表示されますが、ここは適当に分かりやすく「TQAE」とでも入力してからキーボードのEnterキーを押しましょう。そうするとTQ.exeと同じ階層に「TQAE.ini」というファイルが生成されるわけですが、以後これといってこのファイルを触ることはありませんから、管理が楽です。

今回のSMAAは取り敢えず入れておいただけで使う予定はありませんが、必要なエフェクトをクリックして有効化しましょう。画像では AdaptiveSharpen と HDR を有効にしていますが、ゲーム画面を映しながら調節できるから変化が分かりやすいはずです。
有効にし終えたらもう一度 Shift+F2 を押してReshadeの設定画面を閉じましょう。今後はゲームを起動する度に自動的にエフェクトが有効になりますが、もしもオフにしたくなったら Shift+F2 で設定画面を呼び出してから再び無効にできますし、Toggle Key 設定もできるようなので、エフェクトを個別でオンオフも可能なのだろう。
■画像による効果の確認

AdaptiveSharpenとHDRが有効化されたタイトル画面
上の方の「ゲームを起動する」のところでエフェクトを有効にする前のタイトル画面の画像がありますが、その画像とこの画像を原寸大表示で見比べてみれば、それだけで効果の程が分かるはずです。
画質が鮮明になり、テクスチャ表示がさらに精緻になって明らかに美しくなったことが見て取れますが、TQAEは若干テクスチャがボケ気味だったからか効果が高いようだけれど、中にはテクスチャがギラついたりするゲームもあるでしょうから、そこはユーザー個々人の見極めになります。
AdaptiveSharpenとHDRを有効にした時の負荷の増大についてですが、使っているGPUはR9 290(RX570やGTX970とほぼ同じ性能)で、バニラ状態での最高設定だとGPU使用率は25%から30%程度でしたが、Reshade導入後は30%から35%ほどに上昇しました。
ものによってはもっと負荷が高まるタイトルがあるでしょうが、Reshadeは数年から一昔前とか、或いはさらにその前も含めて、少し古いゲームを蘇らせるのに最適だと感じました。
ReShade Compatibility List
このページにReshadeの互換性リストが記載されていますが、数多くのタイトルで使えるようです。TQAEなどはパーフェクト表記ですから、相性抜群なのだろう。
他方、私が普段好んでプレイしているような、小中規模デベロッパのエンジンが不出来で不安定なゲームだと有効にならないタイトルが幾つかありました。
Reshadeには複数のエフェクトがありますけど
これは効果が高いだろうと思えたのは
・AdaptiveSharpen
ほぼ全てのゲームで使えそうです。これを有効にすると、AF16xで満足していた自分の目に疑問を抱いてしまうほど鮮明になりますが、前述したようにギラツキが気になるタイトルとは相性が悪いかもしれません。
・FakeHDR
映像がゴージャスになるHDRですが、デフォルト状態で顕著な白っぽい膜のような曇りを除去してクリアな画質にしてくれます。
・SMAA
今回のTQAEはインゲームオプションからAAが掛かりますし、その効き目に不満はないからSMAAを使いませんでしたが、FXAAのようなテクスチャのボケが限りなく少ない状態で画面全体にAAの効果が出ますし、ドライバ側から設定できるスーパーサンプリングは確かに精密で美しいけれど、その重さもかなりもの。SMAAはそこまで重くはならないから使いやすいです。
・Colourfulness
暖かみが増すイメージで色がかなり濃くなります。色が薄めのゲームに合いそうですが、Colourfulness の特徴は負荷が殆ど無いことでしょう。

Age of Mythology: Extended Edition(以下AoMEE)に Reshade
今回はAoMEEのためにReshadeを使い始めたのですが、AoMEEはインゲームオプションのアンチエイリアス設定がFXAAのみで異方性フィルタリングの設定項目がなかったので、ドライバ側から設定してみたが有効にならなかった。画像のReshadeエフェクト設定は海外プレイヤーのを参考にして入れてみたんですが、AoMEEでもその効果は絶大です。
・AoMEEはDirectX11ゲームだから「Direct3D 10+」を選択
・Clarity もテクスチャを鮮明にする効果が高い
・ReshadeでSMAAを有効にした場合はインゲームオプションのFXAAは無効のままで
余談になりますが、AoMEEは起動時に広告のような数段構えイントロが毎回表示されます。これをオプションでオフにできないようなので
Age of Mythology\startupフォルダ内に「user.cfg」ファイルを作成して
”+skipIntro"
の一文を加えればイントロ無しで即タイトル画面が表示されます。cfgファイルはまず最初にテキストドキュメントを作成してから拡張子を「cfg」に変更します。
続きの方には手持ちのゲームに Reshade を導入して、有り無しでの比較画像を何枚か貼りつけてありますが、クリックして原寸大で比較すると違いが分かりやすいです。
●ここから続きの分です。
■Age of Wonders IIIにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
AoW3もReshadeとの互換性が高いとのことで、早速試してみたが、これは良すぎて罪深いものかもしれない。Reshadeを体験すると従前の最高設定は全てに膜が張ったように見えてしまうわけですが、その膜が晴れて綺麗になり、テクスチャがより精緻になって見えます。
これでGPU負荷の上昇は僅かに7%ですから、かなり効果的かつお得なグラフィック品質の向上だと言えるだろう。とは言ってもグラフィックの好みは人それぞれ千差万別ですから、曇ったような状態のほうが良いという人もけっこういるのではないだろうか。
ざっと試してみたところ、AdaptiveSharpen + HDR、この組み合わせが負荷と見栄えの対費用効果が高いと感じます。Clarity はテクスチャがさらに精緻になるけれど、負荷が相当高いからあまりお薦めできない。
■Dragon Age:OriginsにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Might & Magic Heroes VIにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Skyrim Special Edition(2016)にReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Divinity: Original Sin - Enhanced EditionにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Pillars of EternityにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
全てにおいてクリアな画質かつテクスチャの品質向上が認められますが、Skyrim Special Edition では特有の白っぽさが少し抜けて良い感じになっています。それでいながら負荷の上昇は6%程度ですから、バニラ+Reshadeの構成で遊ぶのも悪くない選択でしょう。
Divinity: Original Sin - Enhanced Edition においては、MODのReshadeよりも、自身でマニュアルインストールしたReshadeの方が効果の度合いが大きいようです。
Pillars of Eternity は色合い的に地味に見えてしまうけれど、HDRによって光沢が増しつつ白っぽい膜を除去して、AdaptiveSharpen で地面やキャラクタのテクスチャが美しくなっていますから、確実に効果があります。
以前に Divinity: Original Sin のMOD紹介で「ReShade for DoS EE by A100N」という名を挙げていますが、Reshadeそのものを使えば多くのゲームでその効果を堪能できます。
・インゲームオプションからAAが掛からない
・インゲームオプションにFXAAしかない(テクスチャがぼける)
・ドライバ側からAAやAFを有効化しても上手く動作しない
・AFを有効にしていてもテクスチャのボケが気になる
・SMAAを使いたい
・単純にもっと美しくしたい
などなど様々な理由がありそうですが、こういった問題が起きた時に、Reshade で「解決+さらに美しく」することを狙ってみるのが理想的な使い方でしょう。
今回は Titan Quest Anniversary Edition(以下 TQAE) と Age of Mythology: Extended Edition の2本に Reshade を入れて試していたんですが、Reshade の使い方を検索してみると、SweetFX 時代の記事とごちゃ混ぜになっている状態なので、私が実際にTQAEに導入した手順を書いておきます。
■Reshadeをダウンロードする
一番上の Reshade Home ページの下の方からダウンロードできますが、現状はVersion 3.0.8が最新のようです。最新ファイルはEXEファイルのみであり、解凍の必要もなくこのファイルを起動して作業を行います。
■対象ゲームのEXEファイルを指定する
![]() |
ダウンロードした「ReShade_Setup_3.0.8.exe」を起動するとこの画面が表示されますが、「Select game」を押してから対象ゲームのEXEファイルを選択します。今回はTQAEの「TQ.exe」を選択しました。
![]() |
Select rendering API で Direct3D 9、Direct3D 10+、OpenGLの何れかを選択するのですが、今回のTQAEは「DirectX9」ゲームですからDirect3D 9をクリックします。
APIの判別についてですが、最も確実な方法は MSI Afterburner のOSDによる表示でしょう。D3D9、D3D11、OGL、という具合に正確に表示されます。

APIを選択すると
Do you want to overwrite the existing installation?
Do you wish to download a collection of standard effects from "URL"?
と続けて画面が表示されますが、2つとも「はい」で。
(1つめは初回インストール時に表示されません)
■インストールするエフェクトの選択

まずはこの画面が表示されますが、これらのエフェクトを全てインストールすると、ゲーム起動時の読み込みで少しもたつくようになりますから、理想的なのは必要なものだけ選択することでしょう。とは言ってもこれだけの量の中から初見で必要なものだけ選択するなどまず不可能でしょうから、今回は、AdaptiveSharpen、FakeHDR、SMAA、この3つだけ入れることを前提にして進めていきます。
画像下の「Uncheck All」で全てのチェックを外して、必要なものだけにチェックを入れていきます。

画像は3つ全てが選択されている状態ですが、「OK」をクリックすれば適用されます。これでインストール作業は全て済んだので、ここからはゲームを起動して設定を有効にしていきます。
■ゲームを起動する

ゲーム起動時に画面上部にこのような表示がされていたら導入に成功しています。もしも表示されない場合は何らかの不手際があるはずですから、もう一度インストール作業を行いましょう。

Shift + F2 でReshadeの設定画面が表示されます
Shift+F2を押すと画面のようなReshade設定の項目が表示されますが、まずは「TQ.exe」と同じ階層のフォルダ内にReshade用の「iniファイル」を作成する必要があります。以前の仕様やSweetFXだと、事前に ini や settings.txt ファイルを作成しておく必要があったようですが、現状はもっと手軽になっている模様です。
まずは画像の赤丸内の「+」をクリックします。

+をクリックするとこのBOXが表示されますが、ここは適当に分かりやすく「TQAE」とでも入力してからキーボードのEnterキーを押しましょう。そうするとTQ.exeと同じ階層に「TQAE.ini」というファイルが生成されるわけですが、以後これといってこのファイルを触ることはありませんから、管理が楽です。

今回のSMAAは取り敢えず入れておいただけで使う予定はありませんが、必要なエフェクトをクリックして有効化しましょう。画像では AdaptiveSharpen と HDR を有効にしていますが、ゲーム画面を映しながら調節できるから変化が分かりやすいはずです。
有効にし終えたらもう一度 Shift+F2 を押してReshadeの設定画面を閉じましょう。今後はゲームを起動する度に自動的にエフェクトが有効になりますが、もしもオフにしたくなったら Shift+F2 で設定画面を呼び出してから再び無効にできますし、Toggle Key 設定もできるようなので、エフェクトを個別でオンオフも可能なのだろう。
■画像による効果の確認

AdaptiveSharpenとHDRが有効化されたタイトル画面
上の方の「ゲームを起動する」のところでエフェクトを有効にする前のタイトル画面の画像がありますが、その画像とこの画像を原寸大表示で見比べてみれば、それだけで効果の程が分かるはずです。
画質が鮮明になり、テクスチャ表示がさらに精緻になって明らかに美しくなったことが見て取れますが、TQAEは若干テクスチャがボケ気味だったからか効果が高いようだけれど、中にはテクスチャがギラついたりするゲームもあるでしょうから、そこはユーザー個々人の見極めになります。
AdaptiveSharpenとHDRを有効にした時の負荷の増大についてですが、使っているGPUはR9 290(RX570やGTX970とほぼ同じ性能)で、バニラ状態での最高設定だとGPU使用率は25%から30%程度でしたが、Reshade導入後は30%から35%ほどに上昇しました。
ものによってはもっと負荷が高まるタイトルがあるでしょうが、Reshadeは数年から一昔前とか、或いはさらにその前も含めて、少し古いゲームを蘇らせるのに最適だと感じました。
ReShade Compatibility List
このページにReshadeの互換性リストが記載されていますが、数多くのタイトルで使えるようです。TQAEなどはパーフェクト表記ですから、相性抜群なのだろう。
他方、私が普段好んでプレイしているような、小中規模デベロッパのエンジンが不出来で不安定なゲームだと有効にならないタイトルが幾つかありました。
Reshadeには複数のエフェクトがありますけど
これは効果が高いだろうと思えたのは
・AdaptiveSharpen
ほぼ全てのゲームで使えそうです。これを有効にすると、AF16xで満足していた自分の目に疑問を抱いてしまうほど鮮明になりますが、前述したようにギラツキが気になるタイトルとは相性が悪いかもしれません。
・FakeHDR
映像がゴージャスになるHDRですが、デフォルト状態で顕著な白っぽい膜のような曇りを除去してクリアな画質にしてくれます。
・SMAA
今回のTQAEはインゲームオプションからAAが掛かりますし、その効き目に不満はないからSMAAを使いませんでしたが、FXAAのようなテクスチャのボケが限りなく少ない状態で画面全体にAAの効果が出ますし、ドライバ側から設定できるスーパーサンプリングは確かに精密で美しいけれど、その重さもかなりもの。SMAAはそこまで重くはならないから使いやすいです。
・Colourfulness
暖かみが増すイメージで色がかなり濃くなります。色が薄めのゲームに合いそうですが、Colourfulness の特徴は負荷が殆ど無いことでしょう。

Age of Mythology: Extended Edition(以下AoMEE)に Reshade
今回はAoMEEのためにReshadeを使い始めたのですが、AoMEEはインゲームオプションのアンチエイリアス設定がFXAAのみで異方性フィルタリングの設定項目がなかったので、ドライバ側から設定してみたが有効にならなかった。画像のReshadeエフェクト設定は海外プレイヤーのを参考にして入れてみたんですが、AoMEEでもその効果は絶大です。
・AoMEEはDirectX11ゲームだから「Direct3D 10+」を選択
・Clarity もテクスチャを鮮明にする効果が高い
・ReshadeでSMAAを有効にした場合はインゲームオプションのFXAAは無効のままで
余談になりますが、AoMEEは起動時に広告のような数段構えイントロが毎回表示されます。これをオプションでオフにできないようなので
Age of Mythology\startupフォルダ内に「user.cfg」ファイルを作成して
”+skipIntro"
の一文を加えればイントロ無しで即タイトル画面が表示されます。cfgファイルはまず最初にテキストドキュメントを作成してから拡張子を「cfg」に変更します。
続きの方には手持ちのゲームに Reshade を導入して、有り無しでの比較画像を何枚か貼りつけてありますが、クリックして原寸大で比較すると違いが分かりやすいです。
●ここから続きの分です。
■Age of Wonders IIIにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
AoW3もReshadeとの互換性が高いとのことで、早速試してみたが、これは良すぎて罪深いものかもしれない。Reshadeを体験すると従前の最高設定は全てに膜が張ったように見えてしまうわけですが、その膜が晴れて綺麗になり、テクスチャがより精緻になって見えます。
これでGPU負荷の上昇は僅かに7%ですから、かなり効果的かつお得なグラフィック品質の向上だと言えるだろう。とは言ってもグラフィックの好みは人それぞれ千差万別ですから、曇ったような状態のほうが良いという人もけっこういるのではないだろうか。
ざっと試してみたところ、AdaptiveSharpen + HDR、この組み合わせが負荷と見栄えの対費用効果が高いと感じます。Clarity はテクスチャがさらに精緻になるけれど、負荷が相当高いからあまりお薦めできない。
■Dragon Age:OriginsにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Might & Magic Heroes VIにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Skyrim Special Edition(2016)にReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Divinity: Original Sin - Enhanced EditionにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
■Pillars of EternityにReshade

Reshadeによるエフェクトは無し

ReshadeでAdaptiveSharpenとHDRを有効化
全てにおいてクリアな画質かつテクスチャの品質向上が認められますが、Skyrim Special Edition では特有の白っぽさが少し抜けて良い感じになっています。それでいながら負荷の上昇は6%程度ですから、バニラ+Reshadeの構成で遊ぶのも悪くない選択でしょう。
Divinity: Original Sin - Enhanced Edition においては、MODのReshadeよりも、自身でマニュアルインストールしたReshadeの方が効果の度合いが大きいようです。
Pillars of Eternity は色合い的に地味に見えてしまうけれど、HDRによって光沢が増しつつ白っぽい膜を除去して、AdaptiveSharpen で地面やキャラクタのテクスチャが美しくなっていますから、確実に効果があります。
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