Age of Wonders III - 完全に虜
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帯電する戦場は色がいい
ここ1ヶ月ほど凝りもせずにずっとAoW3を続けていますが、ハーフリングドレッドノートの挑戦を終えてからこれだけの数をプレイしていた。
ハーフリングソーサラー:どM向け設定でクリア
フロストリングソーサラー:初の特大マップ。途中で放置
ゴブリンウォーロード:どM向け設定。途中で中止
ゴブリンソーサラー:どM向け設定でクリア
ハーフリングネクロマンサー:どM向け設定。途中で中止
ヒューマンソーサラー:どM向け設定でクリア
フロストリングローグ:どM向け設定。途中で中止
フロストリングローグ:どM向け設定マップサイズだけ普通にしてクリア
ドラコニアンテオクラット:どM向け設定マップサイズだけ普通にしてクリア
色々と試していたわけですが、私の場合はエルフとかドワーフのように強いと言われる種族よりも、フロストリングやハーフリング、ゴブリンなどの種族が好みのようだ。
特化に関しては秩序の管理者が余りにも優秀すぎるから一時離れ、大地や大気などの基本的なものを主体にプレイしていたけれど、そういったものを駆使して進めるほうが楽しめた印象です。

ゴブリンのソーサラー
破壊1と2と秩序1の組み合わせですが、このプレイはかなり面白かったです。破壊は2に含まれる「陣雷の詠唱」がソーサラー向きだけれど、ゴブリンだと「不浄なる帝国」を使ってAI派閥らに嫌がらせすることが可能なのだ。
不浄なる帝国は都市と城塞から徐々に荒廃が広がっていく効果ですが、荒廃が平気な種族はゴブリンだけであり、何か対策できる方法があるとすれば、ドレッドノートの自然の制圧とか、幸福度と士気が関係無いネクロマンサーぐらいだろう。たとえ最高難易度だとしても、AIの都市が荒廃に満たされていくとさすがに幸福度「最高」を維持できなくなるようで、それらを観察しながらのプレイは他では味わえないものでした。
秩序1有りのプレイだから必然的に「善プレイ」になるわけですが、ゴブリン以外の種族の都市には破壊1の「領域汚染」をかけると都市もユニットも荒廃が大好きになります。苦手または嫌いが「得意」に変わるのは相当大きな効果ですから、領土拡大でのストレスが皆無なところも長所だろう。ゴブリン自身は荒廃が平気なだけで得意ではないから、ゴブリンの都市にもかけてやると幸福度が大幅に上昇して良いこと尽くめです。
ゴブリンは毒ダメージが多めな種族だから機械とアンデッドには相性が悪いけれど、破壊2の「崩壊」は物理と毒耐性を100%下げる効果なので、この魔法も大いに活躍しました。とは言ってもソーサラーでのプレイですから、終盤ならば混沌の門で全てが終わるだろう。
これだけ荒廃を撒き散らしても秩序1の善プレイであるから、そのギャップが魅力的な組み合わせだと思います。

フロストリングのローグ。赤線は4属性破滅の炎(強い)
フロストリングは火炎耐性マイナス40%という大きな弱点があるものの、その性質を理解して使えば他の種族にはない味わいがあります。今回はローグ選択時のサキュバスと、ソーサラー選択時のアイスクイーンの話題になりますが、フロストリング種族統治5段目ディエティの軍事がとても相性が良くて、使っていて楽しかったです。
その効果はフロストリングの支援ユニットは氷雪攻撃が+2ダメージ(近接と射撃両方とも)、そして氷のオーラを得るというもので、この効果が乗ったローグのサキュバスとソーサラー選択時のアイスクイーンはかなりの強ユニットだろう。
氷のオーラは攻撃された時に氷雪ダメージ5を敵に与えつつ凍結させるチャンスがあるというものだが、指導者がソーサラーでのアイスクイーンだと、攻撃時に気絶と凍結、攻撃されたときにも凍結と氷雪5ダメージ、という具合に相手を固める機会が大幅に増えるのだ。他のクラスでプレイしているときに、トレジャーサイトの報酬などで素のアイスクイーンを貰ってもあまり嬉しくないのだが、しっかりセッティングしたアイスクイーンはティア3の中でもかなりの優秀ユニットだ。
同じことがローグのサキュバスにも言えるわけですが、サキュバスは生命奪取、呪い、再生、熱病攻撃、誘惑、マインドコントロール無効と複数の使えるスキルを持っていて、闇の協定の研究で精神と毒と火炎の3属性「破滅の炎」が使えるようになります。種族がフロストリングなら破滅の炎に氷雪ダメージがさらに加わって画像のように4属性攻撃になり、氷のオーラで殴り合い時に敵を凍結させる能力まで得るわけですが、ここまで性能が高まるとティア3で最優秀ユニットだと思えるほど使い勝手が良かった。
他にも私が試していないだけで面白い組み合わせやセッティングが沢山ありそうですが、そういったものを探して何度も何度もプレイするAoW3地獄から当分抜けられそうにない。
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