ノノの魔法雑貨店 - エンディング1を通過
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END2まではまだまだ遠い
犬と猫ゲームでは恒例である最初のエンディング1を終えることができましたが、過去作品と比較するとエンディング1まで少しだけ時間が掛かったかなという印象です。ここまでやってみて面白いゲームであることは確かだけれど、テナントによる競合品は何とも言えない要素だと感じています。
始めたばかりの頃は地域テナントの数が少ないからそれほど気にならないけれど、エンディング1を迎えるあたりから競合品で頭を悩ませることが多くなるわけですが、やり込めばやり込むほど競合品問題に直面することになり、そして逃れることができない。

テナント4~5あたりから手間がかかるようになってきます
レアリティ5の保存食をこれから売りたいと思っても、テナントの何れかが保存食を扱っていたら競合品となって売れなくなってしまう。そのテナントに商戦を仕掛けて撤退させれば競合が消えるけれど、言葉だけでは見えてこない弊害が幾つかあるのだ。
・地域地価と生活満足度
地域地価5のときに商戦で1つのテナントを潰したら地域地価が「4」に下がってしまい、これから売るはずだったレアリティ5の商品がまともに売れなくなった。ということが起きたりするわけですが、こうなると新たなテナントが現れるのを待たねばならない。
・新たなテナントがまた同じカテゴリを扱っている
せっかく撤退させたのにまた同じカテゴリを扱うテナントだったりすることが多々ありますが、そうなるとリロードで回避するか、再び商戦を仕掛けねばならない。
・そうこうしているうちにテナント同士で競合を起こしたり
テナント同士で競合が起こるとテナントの経営状態が悪化していくようで、赤いバーが左端についてしまうと撤退してしまいます。地域地価が下がり、生活満足度が下がってノノショップの売れ行きが悪くなったりするのだ。(※Ver1.06からテナント同士が競合すると経営状況が上向きになるよう変更されました。少しだけ競合問題が緩和された)
・競合問題で頭を悩ませている間はプレイが停止してしまう
本サークルのゲームはストレスフリーな展開が特長であるけれど、販売する品を変える度に競合に捕らわれている状態になります。
・販売する棚をタブで複数切り替えられる機能が欲しかった
商戦に勝つには価格が高い品を沢山売る必要がありますが、これから売っていきたい品と儲けが出る品は全く別物であるから、商戦毎に販売棚を総入れ替えすることになります。商戦が終わって「あれ、何を売っていたんだ」と悩んでしまったことが何度もあるわけですが、テナントの数が増えるほどこの頻度が高くなっていきます。
という感じで競合によるストレスがけっこうある本作なんですが、品を売っていく醍醐味とか、探索や経営ルーレットなどは楽しめる内容だと思います。とは言っても過去作品エリクシアの「診察ラッシュ」と同様に、競合問題によるプレイの中断は賛否がある何とも言えない要素だろう。

フィルはまずここを上げたい
今のところ、モニカ、フィル、シオの3人しか使っていないけれど、全キャラ中でただ1人だけ初期コストを3にできるフィルはかなりオススメです。短所としては初期コストを3に上げられるその半面、当初は初期コストが「0」なので、ここを真っ先に「1」に上げておきたい。
本作は探索が開始された段階でのコスト「1」の差は非常に大きなアドバンテージですから、他キャラも頑張って初期コストを上げたくなります。問題があるとすれば初期コストを1上げるには魔法石のかけらが「30」も必要になることですが、ルーレットで何とか頑張って入手しておきたい。
・モニカ
ただ1人だけ最初から初期コストが「2」。
アイテムカード生成スキルもかなり良し。もう使うしかない。
・フィル
初期コストを3にできるキャラ。
コンセントレーションは序盤から使っていけるスキル。
・シオ
盤面全てに1ダメージをあたえるスワロースラッシュが高性能だけれど、使用にコストが4必要になります。シオを活用するには探索時に何度もレベルアップを重ねてコストを高めねばならないから、序盤よりも後半に入ってから本領発揮になるだろう。
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