CRPGまにあ

I/O - ここからが本番

投稿日:2018/10/04 |  カテゴリー:I/O  |  コメント:0
最終シナリオ」の前にそれ以前の全てのルートのシーンとメッセージ率、さらにエンディングなどを制覇したのは、この系統では本作が初かもしれない。本作はそれらの達成が平易であったから出来たことだけれど、そうだとしても、ここまではかなりのお気に入り作品になっています。

続きには現状まで進めた状態での考察などが少しだけありますが、全制覇後に自分で読むのが面白いので残しておきたい。けれどもネタバレ満載ですから、I/O を未プレイの人はけしてクリックしないでください。


●ここから続きの分です。(ネタバレあり)

・ルートAからDまでをクリアした時点での感想です。
最終シナリオはまだ未プレイ。

ルートBの全100%がちょっと苦労しましたが、中澤氏の他作品よりはかなり容易くメッセージ既読率100%を達成できました。はっきりと理解していないが、そのルートのエンディングを「コンプリート1」で終わらせておくと全てのメッセージが見れると途中で分かったため、ルートDまでスムーズにコンプできた。

今回は先に分岐つぶしをしておこうという理由から始めた序盤から中盤ルートの全達成でしたが、ルートEをクリアするにはどの道行う必要があったのかもしれない。本作は現在の進捗度をHDDのクラスタになぞらえて視覚することができますが、ルートAからDを「コンプリート1」で終わらせておかないとクラスタが断片化してしまう。ですから何時かはやる必要があったわけで、やらなかったら真ENDにたどり着けなかったのかもしれない。

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綺麗になっています

本来の目的だった「物語を深く知るために」という、こちらも大きな収穫があったわけですが、ルートBのバッドエンドである「Paradise」、これによってリアルワールドであるはずの葵日向のルートAと、こちらもリアルであるはずのイシュタルのルートB、両方ともに電脳空間であることがほぼ確定してしまったような気がします。

本作はとある映画の影響を受けていることがプレイ中にすぐに理解できたけれど、あの映画のように大本の設定が水槽で管を通されて電脳世界で飼われている状態だとしたら少しだけ評価が下がってしまいそうだが、例えそうだったとしても他は独自要素が満載であるため、しっかりと最後まで楽しめそうな予感はします。

・葵日向
ルートAの主人公であり、本作のメイン主人公でもある彼ですが、「He」との融合は何となく理解できているが、彼らを取り巻く環境は疑問だらけだ。ここまでやってずっと心に引っかかっていることがあって、ルートAの途中で日向と朔夜がバビロンにログインして、男と女で挑戦できるイベント「アッシュール」が発動してしまったシーンがあったが、本作全てがアッシュールなのかと考えたりすることもあり、けれどももしそうならお笑いオチみたいになってしまう。しかしながら、朔夜が飛ばされる瞬間に「時間や距離なんて問題じゃない。私の心は時空を超越して日向の元へ」と叫んでいることも本当に意味深長だ。

・朔夜
ルートAで「誰かに支えられないと消えてしまいそうで」という台詞が印象的だったが、ルートBの最後で「こんなはずでは・・・」或いは「こんなはずじゃ・・」と発言している。この発言はルートBの登場人物の多くが死亡してしまうシーンなのだが、「こんはずじゃなかったのに・・・」と言いたいのかと考えてしまう。それはそうと、彼女の声優はアッチの世界で一時代を築いたI・Hさんなのだが、さすがに演技力がずば抜けて高い。

・日向の父親である光彦
バビロンの創設に関わっていたことが判明したが、バビロンでの使用キャラ名はあのシャマシュだった。このシャマシュアカウントは妹の夢月が日向に残してくれたものだが、親のアカウントだから融通しやすかったのかもしれない。

・朔夜の父親「ナブー」
ルートCかDの分岐つぶし時に、冷静な方の妖精レムから「ナブーは最大レベルの警戒を払わねばならない相手で、彼は恐るべきことを企んでいる」という情報を聞かされた。となると、本作の真の黒幕は朔夜の父親なのだろうか。エンリルは序盤から中盤にかけてラスボス扱いだけれど、ルートAからDでそれなりに決着がついているしね。とは言っても、あのような銃撃戦が繰り広げられている場所に朔夜を救出しにいっているから、本当の父親であることに間違いはないのか、はたまた本当に朔夜は大切な存在なのだろう。

・ルートBのイシュタル
ルートBの主人公だが、何より気になるのは「おねえさま」についてだろう。2032年に19歳か20歳(※)のイシュタルがおねえさまと呼ぶ人物であり、盲目で白い杖を手にしている。しかしながら、おねえさまの声が聞けるシーンで真っ先に連想した人物は、2032年では15歳であり、その時点では恐らく死亡しているはずの夢月だった。アヌこと弥生先生も違う、エアも違う、もちろんエンリルも違う。となると、夢月に似ている人物で該当者となると、日向と夢月の母親しかいない。作中では入院したという情報のみだが・・・。他には、ルートBといえば先述したバッドエンド「Paradise」であるが、世界が赤く染まったり空が割れる演出があった。こうなるとほぼ間違いないよね。※18歳だったようです。

・ルートBのクリミナルメンバー
最終的にユミだけ生き残れたようだけれど、左目に銃弾を受けているから恐らく失明しているだろう。イシュタルも左右の目の色が異なるし、あのロザリオはおねえさまからイシュタルへ、そしてイシュタルからユミへ。受け取るときのユミの台詞は「私のイシュタルお姉さま」ときている。もうひとつ気になることは、最終局面で「Heともうひとりのイシュタル」が救援に来たが、イシュタルとサミは意図的に見捨てたように見えた。イシュタルとサミはあの場で死なないと世界を変えられないとか、そういった理由であり、歴史の辻褄合わせがありそうだ。

・ルートCのイシュタル
Heこと日向を救うために、どのような原理なのか仕組みなのか分からないけれど、イシュタルに扮したユミが「作中のバビロン内」で過去転移しつつHeこと日向の手助けをしようとしていて、エンリル殺害を思い止まらそうとしている。でもエンリルは死んでいて、エンリルが仕切っていたテロ集団コードの首領が現在はイナンナことイシュタルに扮したユミになっているようだが、これは難しい。納得のいく説明を早く聞きたい。さらに言えば、Heこと日向の手助けをすることは、クリミナルメンバーの死を無かったことにしたい過去改変目的もあるのだろうか。

・ルートDのイシュタル
ルートDは具体的な描写がないけれど、過去から未来へ時が流れているように感じる。そしてルートCのイシュタルはユミだったので、Dもユミかと思ってしまいそうだが、ルートDのイシュタルは朔夜の匂いが強めだ。基本的にイシュタルだから明るい口調なのだが、ルートDイシュタルはユーモア性が高いので、もしかして朔夜かと思ってしまうけれど、その理由はわからない。あるとすれば先述した「日向と朔夜のアッシュール」ぐらいしか思い浮かばないが、そうだとしたら軽いオチになってしまうからね。

・未来から過去へ生きている人物
伝説上にそういった人物がいたことが作中何度も話題になるが、本作内でそういったことが起きるという示唆でもあるのだろう。そうなると該当者は誰なのか。「He」「ルートCのイシュタルに扮したユミ」ぐらいしか思い浮かばない。

・Heの正体
2022年頃からその存在が確認されているようだが、どのようにして生まれたのか、ハッカーというよりも念じるだけで全てを可能にしているようなあの能力が何なのかを知りたい。

・妖精レム
陽気な方は作中でも描写がありますが、夢月が以前に使用していたアカウントを自立型AIアイオーで野放し状態にしたものだけれど、問題は冷静な方のレムである。占いで日向にアドバイスをくれたり、イシュタルらに「逃げてー」と危機を知らせてくれたり、ルートCかDでも登場していきているが、思い当たる人物は、日向と夢月の母親であり、イシュタルのおねえさまぐらいしかいない。何らかの理由があって正体を隠して助力しているのだろうか。

・皆既月食、電脳空間の中の電脳空間など
これらは本作の根幹に関わることだろうから、現状では全てがぼやけている。とは言っても、時折挿入される「あの目」のこともあり、ルートBの「Paradise」のこともあるから、恐らく間違いはなさそうだが。



・ルートEを少し進めて感じたこと

ルートDのイシュタルは朔夜ではないかと書いていますが、ユミがイシュタルになったら口調もイシュタルっぽくなっていたから、そうなるとただの深読みし過ぎでルートDのイシュタルもユミなのだろうか。

ルートEを数時間程度進めても、ナブーと朔夜の父娘があの事件のあとどうなったのか全く語られない。

朔=新月(太陽-月-地球) 皆既月食(太陽-地球-月)
朔=新月=月齢0
0ではなく1がリアルらしい本作

嫌な予感が当たらなければいいが。

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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