Linux系遊びの延長で
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LubuntuでePSXe
5年ほど前から何気なく1台のPCを情報表示させっぱなし用として「Ubuntu」マシンにして使い続けていたが、ここ1年ほどで他の「Ubuntu系」に興味を持ち始めて、数え切れないほど色んなものをインストールして試していました。Linux用のePSXeは、WIN用と比較して若干の癖があるものの、一度設定が完了すれば気軽に使えるようになります。
ePSXeといえばこの2つの機能がとても重要なわけですが
以下はWIN用ePSXeの画像

赤丸内チェックボックスを有効にすれば別途BIOSを用意する必要はない

これを有効にしなければ不便すぎて嫌気が差すだろう
「ゲーム毎にメモリーカードを用意する」、これはデフォルトで無効化されていますが、その状態だとユーザーが手動でメモリーカードの管理を行う羽目になります。初代PSのメモリーカードはすぐに一杯になりますから、数多くのゲームを試していると、メモリーカードの入れ替えやらファイル名の管理やら、挙句の果てにはどのカードにどのゲームのデータが入っているのか分からなくなり、遊ぶことそれ自体が面倒くさくなってきます。
このチェックボックスを有効にしておけば、ゲームを最初に起動したときに自動でそのゲーム用のメモリーカードが2枚作成され、以後はそのゲームが実行されるたびにePSXeがメモリーカードをマウントしてくれるようになります。ユーザーは一切何も触る必要がないですから、是非とも有効にしておきたい機能です。
HLE BIOSは「BIOSのように動くファイル」であるから互換性の問題があるようですが、私が試した限りでは今のところ不具合はおきていません。私が試しているのは最新Verである「ePSXe 2.05」だけれど、いずれそういった問題に直面することがあるのかもしれない。
話を「Linux系でプレイするePSXe」に戻しますが、Linux用のePSXe2.05を起動して、Configの BIOS、Memory cardを見てみると、上記のチェックボックスがありません。当初は「これではプレイできないな」と感じて諦めそうになったけれど、ファイルの編集だけで対応できました。
/home/(ユーザー名)/.epsxe/epsxerc
epsxerc はWindowsのiniファイルのようなものですが、これをテキストエディタで開いて
BiosHLE = 0 → BiosHLE = 1
MemcardByGame = 0 → MemcardByGame = 1
こうすれば両方とも有効になるようです。メモリーカードの方はWIN用のように現在マウントされているファイル名が変わらないから少し不安になってしまうけれど、しっかりと自動マウントが働いているようです。
自動で生成されたメモリーカードは
・Windows用ePSXe
ePSXeのフォルダ/memcards/games
・Linux用ePSXe
/home/(ユーザー名)/.epsxe/memcards/games
この中に保存されています。
Linux系のインストールはLiveUSBによるインストが基本ですが、手持ちのUSBメモリの速度を計ってみると、数ヶ月前に購入した最も新しいSilicon Power製32GBが酷い数値を見せつけてきた。
●USBメモリ
(問題の品)

Blaze B02 SP032GBUF3B02V1K [32GB]
(3年前に購入したTrancend品。優秀)

JetFlash 790 TS32GJF790K [32GB]
●比較用のHDD
(10年以上も前の品だが今も現役。6万時間が見えてきている古いHDD)

WD5000AAKS 500GB
(ノート用の2.5インチ320GB HDD)

ST320LT012 [320GB 7mm]
という具合にSilicon Power製USBメモリの書き込み速度が異常事態になっていますが、本当にこんなに遅いのか、Trancend品と比較しつつ軽いテストをしてみた。
●1.8GBほどの大きいファイルを書き込み
・Silicon Power 32GB
「1分6秒」
・Trancend 32GB
「59秒」
●1つ数百KB程度の画像が沢山のフォルダ、約1GBを書き込み
・Silicon Power 32GB
「3分30秒」 3MB/sから9MB/sを推移
・Trancend 32GB
「1分36秒」 9MB/sから13MB/sを推移
数百KBではなく一桁KB程度のファイル満載でギガクラスだとさらに差が付きそうな気配だが、ファイルが細かくなると上記のような差が出るようだ。
とは言ってもSilicon Power製を用いたRufusでの Linux Mint Xfce 64bit のLiveUSB作成は1分30秒ほど(けっこう速い)で済んだから、それほど気にする必要はないのかもしれないが、今後はSilicon Power製のUSBメモリを購入することはまずありえないだろう。
逆にTrancendのUSBメモリは古いHDDや2.5インチクラスを凌駕しているので、システムドライブとしてどれだけ耐えられるかのテストをしたくなってきた。手持ちにAtom SoC Bay-Trailが余っていて、近い内にこれを使ってNASを作りたいなと考えていたけれど、この一体型マザーはSATAポートが2つしかない。RAID1だとそれだけで2つ埋まってしまうから、テストするにはちょうど良さそうだ。
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お久しぶりです。
今年は私にとって激動の年のようで、人生の分岐点にいるようです。
Linux系はデュアルをやるとGrubが破壊されたりして面倒なときがありますね。何とか復旧する手段があったりもするけど、やりとげるのが大変でした。ただやっぱり無料なんで、インストールや設定自体を楽しめればかなり遊べるOSだと思っています。
病気になると辛いでしょうが、しっかり治療をして、damnedさんもお体を大事になさってください。
リアルのことはこれまで一切書いたことがないんですが、良い機会ですから昨秋からブログの更新が止まった理由を少し書いてみたいです。
母が病気になってずっと入退院を繰り返しているんですが、病名を詳しく書くことはできないけれど、癌の中でも重い部類で手術もできない状態です。
昨年の末に、家を出て一人になって全てをリセットしようと考えていた矢先での母の病気発覚だったわけですが、病名を知ったときは相当落ち込みました。
私自身、かなり打たれ弱い性格なので、12月から今年の3月辺りまでは原因不明の体調不良に悩まされ、心身ともにボロボロな状態でした。夜になると気分が悪くなったり、2ヶ月間ほど喉の痛みが続いたり、胃と十二指腸がずっと痛かったりと、他にも症状があったけれど、全身CTスキャンや血液検査、喉頭ファイバーをやっても全て正常だったので、メンタルから来ている症状だったようです。
十二指腸に関しては、過去に潰瘍を3回患っているからどういう段階なのか自己診断できる能力があるけれど、心配になって胃の内視鏡もやってみたけど異常はありませんでした。ですが、今でもガスター10は手放せません。
そんな苦しい状況が続いていたわけですが、自分でも驚くことが起きてしまいました。過去に色々とあったので、「もう誰も好きになることはない。一人で生きていこう」と誓っていたのに、ある女性をあっという間に好きになってしまいました。10年以上誰に対しても何の感情も抱かなかったのに、私にとって衝撃的な事件でした。「なにをこんな所でCOしてんの」と思われるかもしれませんが、面白半分にでも聞いてください。
その女性を好きになったことによって色んな感情が蘇ってきたわけですが、何より母の病状による私への精神的ダメージがほぼ緩和された状態になってきたので、そういった面でもその人には感謝しています。他にも、甦った感情によって今後の人生が変わりそうな勢いなので、その点も感謝しています。
とは言っても今度は別の苦しみ(恋愛の)が訪れてきているわけですが、毎日がとても良い気分でもあるから、今はこの状況を楽しんでいます。
これがブログ半放置に至った理由ですが、そういえばこれも書いていなかったけれど、2009年4月にブログを始めて、最初の数年間はかなり精力的に更新を続けていたのに、2011年6月だけ更新回数が極端に落ちています。
このときは母が今回とは別の癌で手術をして、他県の複数の病院に連れて行ったりと大変な時期でした。このときも体調不良に陥り、十二指腸潰瘍になっても病院に行かず放置したりと色々とありましたよ。
そんなわけでdamnedさん、しっかりとご養生ください。私の方は、これまでは極度の出不精かつゲームが趣味という理由から運動不足でしたから、今は朝晩スクワット20回ずつと軽いストレッチをやるようになりました。そして菜食を心がけるようにもなりました。これについても彼女と出会ったことが大きく影響しています。
極度の出不精とか書くと、これを読む人たちから「おまえデブなのか」と思われそうですが、177cm 60キロだから細身です。
母のことは辛いけれど、何か新しいものが見えてきている。
そんな2019年になりそうです。
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