アパシー 学校であった怖い話1995 特別編
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先月12月29日のこれ。アパシー 流行り神は今回とり上げる「アパシー 学校であった怖い話1995 特別編」とプラグラム的に世界を共有しているシステムなので、同時に購入してみました。特別編のセーブデータを流行り神で読み込むと、特別編の進行状態にエンディング達成率などが流行り神で閲覧可能になり、そして普通には見られない隠し物語がアンロックされるようです。

この2年で2回マイナーチェンジをしている本作
当ブログではプレイステーション2ソフト、四八(仮)の記事で、ここ数年の飯島氏について少し触れていますが、PS2の四八(仮)、そしてDSでリリースしたお騒がせ作品の2本など。DSソフトはもちろん未プレイな私ですが、それらクソゲー連発なんてさも無かった事実かと思えてしまうほど、アパシー 学校であった怖い話1995 特別編は良作だと思います。
この手のノベル系ソフトは、フリーソフトなどを含めてもそこまで数をプレイしていないんですが、本作はシステム的に相当熟れていて、ストレスフリーな操作性にゲームの進行は、ホラー系ノベルとしてほぼパーフェクトな出来だと感じられる。
・メッセージの履歴表示
・次の選択肢まで進む
PS2などのゲーム機とは違い、ロードは皆無に等しいので瞬時に可能だ
・未読まで進む
未読のテキストにぶち当たるとそこで止まる
・自動で読み進む機能
読み進む速度を変更できる
・通常時の文字表示速度も変更できる
↑
ここまではノベルとして出来ていて当たり前のシステムだが、四八がアレだったからね。
・コンフィグで様々なデータが閲覧可能
総プレイ時間や総クリア回数に、セーブとロード回数など色々と。
・軽量PCゲームなので、セーブとロードなどは一瞬で済むから快適
重量級3Dゲームなら我慢できるポイントだが、長編小説で長いロード、切り替えごとにカクツキなどはストレスでしかない
・全登場人物のエンディングリスト、ゲーム自体のエンディングリストで達成率を確認可能。
・1回のプレイは2時間くらいで物語が終わるが、分岐が沢山あるので最低でも数十時間は楽しめるボリューム。分岐というか全く違う話になる。
ゲームの展開は、新聞部に所属する主人公の坂上君が、同じ高校に通う7人から怖い話を聞くというもので、7人目が到着しないまま会が進行していく。ダイレクトネタバレではないけど、システム的に少々バレになるので白文字にしますが、最初から部室に居る6人は、それぞれ1人につき15から24(正確じゃないかもしれない)のエンディングが存在し、7人目となるエピソード、この7つ目のエピソードが全体の締めエンディングなんですが、これは42も存在している。もちろん、その全てが極に怖い話ばかりではないけど、そこらはメリハリとして効果的に働き、リプレイ性が増す要素に繋がると思う。ここまで。
なのでDS版アパシーの
「多岐に渡る選択肢。しかしエンディングは一つだけ」(KOTY Wikiから引用)
これとは全く違う満足できるボリュームだ。
またも白文字ですが、猟奇的に怖い話だと思っていたらオチがエロネタだったり、前回は長い話を語った登場人物だと思っていたら怒ってすぐに話を止めてしまったり、この辺りもメリハリ、静と動として、面白味が増す展開として有効に働いている。ここまで。
スーファミに始まり、そしてPS1にPS2などで
ホラーノベルは相当数リリースされているだろうけど、やっぱりあれですよ
PC(Windows) + 同人(インディーズ)
世に存在するゲームプラットフォーム、そして市場の中でも、規制が最も緩いところだ。このゲームはモロにPC+同人、これに該当する作品なので、過激さでは相当なものがあるんじゃないだろうか。例えば四八だと「刺した!血が流れた!わ~~!」で終わってしまいそうなところでも(四八というかコンシューマー、大衆向けゲーム機のことだが)、PC+同人だと、刺したら人体がどうなるのか、ここらの描写をこと細かく気分が悪くなるほどの表現が可能になるので、マウスのポイントクリックによる良好な操作性、軽量ゲームならロードは皆無なPC、そして規制の緩さなども含め、飯島氏がこのプラットフォームと市場を選んだのは正解でしょう。
過去に学校であった怖い話をプレイしていた方や、そうでなくても気軽に1~2時間程度の時間で怖い話を体験してみたい方とか、価格は2000円とリーズナブルなので、これはなかなかお薦めかもしれない。

この2年で2回マイナーチェンジをしている本作
当ブログではプレイステーション2ソフト、四八(仮)の記事で、ここ数年の飯島氏について少し触れていますが、PS2の四八(仮)、そしてDSでリリースしたお騒がせ作品の2本など。DSソフトはもちろん未プレイな私ですが、それらクソゲー連発なんてさも無かった事実かと思えてしまうほど、アパシー 学校であった怖い話1995 特別編は良作だと思います。
この手のノベル系ソフトは、フリーソフトなどを含めてもそこまで数をプレイしていないんですが、本作はシステム的に相当熟れていて、ストレスフリーな操作性にゲームの進行は、ホラー系ノベルとしてほぼパーフェクトな出来だと感じられる。
・メッセージの履歴表示
・次の選択肢まで進む
PS2などのゲーム機とは違い、ロードは皆無に等しいので瞬時に可能だ
・未読まで進む
未読のテキストにぶち当たるとそこで止まる
・自動で読み進む機能
読み進む速度を変更できる
・通常時の文字表示速度も変更できる
↑
ここまではノベルとして出来ていて当たり前のシステムだが、四八がアレだったからね。
・コンフィグで様々なデータが閲覧可能
総プレイ時間や総クリア回数に、セーブとロード回数など色々と。
・軽量PCゲームなので、セーブとロードなどは一瞬で済むから快適
重量級3Dゲームなら我慢できるポイントだが、長編小説で長いロード、切り替えごとにカクツキなどはストレスでしかない
・全登場人物のエンディングリスト、ゲーム自体のエンディングリストで達成率を確認可能。
・1回のプレイは2時間くらいで物語が終わるが、分岐が沢山あるので最低でも数十時間は楽しめるボリューム。分岐というか全く違う話になる。
ゲームの展開は、新聞部に所属する主人公の坂上君が、同じ高校に通う7人から怖い話を聞くというもので、7人目が到着しないまま会が進行していく。ダイレクトネタバレではないけど、システム的に少々バレになるので白文字にしますが、最初から部室に居る6人は、それぞれ1人につき15から24(正確じゃないかもしれない)のエンディングが存在し、7人目となるエピソード、この7つ目のエピソードが全体の締めエンディングなんですが、これは42も存在している。もちろん、その全てが極に怖い話ばかりではないけど、そこらはメリハリとして効果的に働き、リプレイ性が増す要素に繋がると思う。ここまで。
なのでDS版アパシーの
「多岐に渡る選択肢。しかしエンディングは一つだけ」(KOTY Wikiから引用)
これとは全く違う満足できるボリュームだ。
またも白文字ですが、猟奇的に怖い話だと思っていたらオチがエロネタだったり、前回は長い話を語った登場人物だと思っていたら怒ってすぐに話を止めてしまったり、この辺りもメリハリ、静と動として、面白味が増す展開として有効に働いている。ここまで。
スーファミに始まり、そしてPS1にPS2などで
ホラーノベルは相当数リリースされているだろうけど、やっぱりあれですよ
PC(Windows) + 同人(インディーズ)
世に存在するゲームプラットフォーム、そして市場の中でも、規制が最も緩いところだ。このゲームはモロにPC+同人、これに該当する作品なので、過激さでは相当なものがあるんじゃないだろうか。例えば四八だと「刺した!血が流れた!わ~~!」で終わってしまいそうなところでも(四八というかコンシューマー、大衆向けゲーム機のことだが)、PC+同人だと、刺したら人体がどうなるのか、ここらの描写をこと細かく気分が悪くなるほどの表現が可能になるので、マウスのポイントクリックによる良好な操作性、軽量ゲームならロードは皆無なPC、そして規制の緩さなども含め、飯島氏がこのプラットフォームと市場を選んだのは正解でしょう。
過去に学校であった怖い話をプレイしていた方や、そうでなくても気軽に1~2時間程度の時間で怖い話を体験してみたい方とか、価格は2000円とリーズナブルなので、これはなかなかお薦めかもしれない。
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