CRPGまにあ

Ascension To The Throne 手軽なStrategy-RPG

投稿日:2010/07/09 |  カテゴリー:Ascension To The Throne  |  コメント:0  | トラックバック:0
日本流ですとシミュレーションロールプレイングゲーム。海外ではStrategyとSimulation gameが明確に分けられていて、その多くはStrategyに分類する。どちらにしても「S-RPG」なので、SRPGというジャンル表記はとても都合がいい。

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とりあえずレベル10に。

今のところHEALTHにしかポイントを振っていない。御覧のように装備箇所が4つと少なく、Amulet、Ringが2、武器付きのトータルユニフォーム、といった具合です。このゲームは難易度を設定する項目が用意されておらず、練りこまれたゲームバランスであることが前提ですが、私が最も好む戦闘ゲームの形であります。

超序盤は不慣れなことと、主役の丸腰が災いしてちょっと苦労しましたが、そこを抜けるといきなり楽々な展開になってきた。楽々とは言ってもそれなりに思考しないと損害を抑えて勝利できないが、やはりつい先日まで「King's Bounty 姫」を難易度ハード+メイジでプレイしていたあの感覚が体に残っているからこう思うんだろう。それだけ姫の旅は過酷だったから。

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エンカウントシステムは斬新

主に非リアルタイム制でのシステムですが、RPGではランダムにシンボルなど、お馴染みのエンカウントシステムがありますが、このゲームは「地表シンボルエンカウントシステム」、とでも呼称すればいいのか、画像の地面に見えている大きな円に入ると敵兵団の種類、そして数が表示され、戦うか否かを問われる。

Strategy-RPGには群を抜いた優等生 新生King's Bounty(以下KB) が存在しますので、そちらと比較しつつ進めますが、KBの優れているところはマップ1つをとっても顕著に現れている。無駄な移動を減らすために世界をコンパクトにまとめ、イベント発生地点にNPCや各施設に、敵兵団の配置間隔なども、それらを回る行為でストレスが溜まりにくいシステムであるが、コンテンツ量が豊富なので、けして「世界が狭い」とは感じない造りだ。要するに開発者が戦闘ゲームとしてのノウハウをよく心得ている。

だがこのゲームは、いわゆるオープンエンド様式で、戦闘を純粋に楽しむゲームとしての形から少し外れている。世界を広くしてゲーム性が引き立つタイプのCRPG、例えばBethesdaの一連の作品、Gothicシリーズ、亡きTroikaのArcanum、日本のルナドン、これらのゲームだと無駄に広かったとしても見栄えがするが、戦闘と育成をスムーズに楽しみたいゲームでは足枷になってしまう。

さらに酷評すると、マップの広さとコンテンツ量が均等ではないので、結果的に最悪のゲームなのかと思われてしまいそうですが、後述しますけど、まんざら悪いことではない。

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ズームすれば迫力のある戦闘シーンだが

ヘックスでターン制、ユニットの攻撃に防御時は6方向への気配りなど、それらの戦術を練るのが楽しいシステムですが、このゲームはそこが大雑把だ。1つのユニット最大数は10体のようで、例えば敵兵団が5~6体だった場合、10体で攻撃を仕掛けるとわらわらと群らがって攻撃をし、「次のターンへ備えてこのヘックスに留り」、なんて戦術はとてもできないシステムです。結局は大部隊が無造作に入り乱れる稚拙な戦闘になってしまう。

生粋のStrategyである Elven Legacy。このゲームはハードな Battle Strategyなので、これと比べるのは酷かもしれないが、Elven Legacyだと防御時の反撃を有効活用する為に、攻撃ターン終了時に反撃必殺ダメージを期待したユニット陣形を組んだりできるが(システムで用意されたものではなくプレイヤーが仕組む)、その繊細な作りとはまさに雲泥の差だ。

とは言えこのゲームは防御後の反撃が無いシステムなので
それが出来るKBやElven Legacyと比較するのは無理があるかもしれない。

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友軍にお金を分配すればAuthorityが上昇する

かなり厳しい事ばかり書いたんですが、矛盾しますが私としての評価は「上々なゲーム」です。やはり毎度の台詞「ゲームによって視点を変えてあげなければならない」。変にこだわって評価する視点を固定してしまうと自身が損してしまう。

このゲームはタイトルどおり、お手軽に楽しめるStrategy-RPGとして見てみると、その要素を十二分に満たしているだろう。無駄に走り回ることになるマップは、各所に多めに点在しているポータルが助け舟となるし、それ以前に広い世界を堪能したい人なら逆に垂涎ものだろう。

防御後の反撃がないヘックス戦なので、戦術としては敵兵団が友軍ユニットの攻撃可能範囲に入ってから近接部隊は行動開始で、弓兵と魔法を使う敵ユニットには最初から注意する。基本戦術はこうなりますが、大雑把な作りなので方位を気にしなくてもいいし、深く考えずに戦闘をこなしていける。

テキスト量はどちらかといえば少ないほうですが、どちらにしてもこのジャンルはストーリーをすっ飛ばしてもその面白さを十分に味わえる。さらに、男子諸君にとってはとても嬉しい半裸のお姉ちゃんも登場するので、えろ要素では及第点以上だろう。

KBより明らかに全てが数段劣りますが、必要最低限のモノは上手く肉付けしてあるし、必要最低限だからこそ素早く進行させられるのは、優れた長所でもあるだろう。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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