戦女神2 第四章へ

全十三章なのでまだまだ序盤。
やっと各々キャラクターの性格や役割などを理解できてきたので楽しくなってきた。それにしても、事前に分かっていたとは言え、戦女神2だけではなく、このシリーズはプレイタイムが豪いことになってしまうほどのボリュームだ。

開発メーカーのエウシュリーは大鑑巨砲主義と有名なようで、小粒を小刻みにリリースではなく、年に1本ペースで大作を輩出し続けているようだ。エロゲーながら購入に至った最も大きな動機は、VERITAデモがアス比16:9限定とは言えHDにきっちり対応していたこと。
※HDというか1024x576ウインドウ最大化による擬似フル画面

エロゲーなどの紙芝居ゲームには、4:3或いは5:4などの四角形に近い方が向いていると思えるが、時代に合わせて手抜き無しで作り込むその姿はとても印象が良い。

(続きを読んでも大きなネタバレはありません)
このシリーズの人気の秘訣として外せないのは「時系列弄りであること」、これは大きく影響してるんじゃないだろうか。英雄伝説ガガーブもそうでしたが、今回プレイしている戦女神2が時系列的に最も後の話になるようです。順序としては、戦女神ZERO→幻燐の姫将軍→幻燐の姫将軍2→戦女神VERITA→戦女神→戦女神2。

どうやらVERITAはZEROと幻燐2作からのオールスターキャストのようなので
こうなってくると幻燐2作ともプレイしたくなるが、時間的に厳しい。

ネタバレは無しと言うことで。
ここまでの印象は非常に良好です。シナリオは先が読み難く、次の展開がどうなるのか、ただその一点のみだけでもプレイ意欲が持続するし、上記の作品ごとの時系列弄りがさらに興味をそそる。そして、キャラクター育成は国産ゲームとしてかなり上々です。

唯一このゲームで至らない箇所、難点を挙げるとすれば、魔法やアイテムなどを使用するとき、まずはキャラクター画面を呼び出し、キャラを選択してから魔法を選び、次は分野を選択してから望みの魔法を選ぶと、これだけの工程を踏まねばならない。

とは言っても気になるポイントはそれ一つだけかもしれないと言う優秀ぶりで、さらに忘れてはならないのは、このゲームは2002年の作品であることだ。18禁という事情から日陰にいることを余儀なくされているが、2002年産ながら、アイテムを自宅で貯えるシステムに、アイテム集めの進捗度表示、魔法の物品合成、スキル制に近い技能システム、エロゲーなのでCG鑑賞やシーン回想など、至れり尽くせりな出来栄えだ。
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