戦ノ国~もののふ絵巻~ 朝倉家の臣従事情

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1550年4月開始から3ヶ月が経過

プレイしていない人には分からないでしょうが、調子に乗って臣従コマンドを連打していたらこうなる図。四面楚歌どころか、僅か3ヶ月の間に列島の8割が敵になってしまった。まさにマシンガン打線ならぬマシンガン臣従だ。

地味なゲームながら、戦ノ国の妙が分かってくるとこれがけっこう面白い。当ブログでこれまでに、RPGやStrategy、国産SLGなども含め、結果が分かりきっている無駄な戦いを強要される虚しさ、意味合いが違うけど消化試合という表現も当て嵌まるかもしれないが、その虚しさを何度も言葉にしてきた。

難易度が高い戦闘シーンであっても、慣れてしまえば容易く捌けるようになるから、無駄に連続するだけなら楽しさよりも窮屈な印象が先行してしまい、結果的に戦術が活かせる場そのものが面倒なだけの存在になってしまう。勝てると分かりきっている勝負を何度もやりたくない、煩わしいだけのパワーゲームって訳です。

しかし、戦術シーンがある一線を越えてくると話が違ってきまして、ジャンルが交錯しますが、Baldur's Gateシリーズ、新生King's Bountyシリーズ、Wizardry 8など、これらは戦術を活かせる場が大変良く出来ていまして、戦術に酔い痴れる意識だけで何杯もご飯が食べれそうなほどだ。

その領域にまで達しているならまだしも、そんなゲームは殆ど存在しないし、上述三作品とて優れてはいるが、欠点だっていくつかある。それならば、そんな魅力がない戦術シーンはばっさり切り捨て、勝つと分かりきっている勝負の回数も極力減らし、戦いになる前の戦略シーンでプレイヤーが様々な思惑を張り巡らし、ストレス無く短時間で戦国の世が堪能できるゲームだと感じた。

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約5時間後の朝倉さん。悪そうな顔をしている

臣従させる事によって戦の回数が減りますし、農繁期の出陣は資金が嵩み、農閑期なら安く上がるが限度があるので、自ずと「戦いは避けたい」という意識がプレイヤーに芽生える。結局、印象に残る戦いは、臣従させられなかった大名や同盟が出来なかった大名などと、最後の最後で大きな戦が起こる事が多く、それ自体がプレイヤーの心理上、天下分け目の決戦となり、メイクドラマとなる戦略重視のライトゲームなんでしょう。

とは言っても全てが褒められる物ではない。ユーザーインターフェースの出来は今一つで、操作性は良いとはとても言えない。簡素化したことによって、ゲーム内で1年間、何もする事が無くなり「終了」(ターン送り)を連打することも多々ある。

初回プレイは約7~8時間でクリア、2回目は5時間ほどでクリア寸前という短時間で何回でも挑戦できるシステムは意外とありかもしれないと思えた。例えばSteamで購入済みのゲームは135本ほどになっている私だが、内120本は触ることもなく眠ったままで、今後も日の目を見ることはまずないだろう。プレイしない理由は、時間が無い、安かったから買っただけで興味が無い、ごつ過ぎてプレイ時間がかかりそうなので尻込みしている、などなど。特に最後の尻込み系のゲームと比較すれば、戦ノ国はすでに十分役目を果たしてくれた。
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