King Arthur: The Role-playing Wargame
▼
King Arthur: The Role-playing Wargameは
ハンガリーのメーカー Neocore Games が開発した作品です。
昨日に引き続き、数時間ほど本編のキャンペーンをプレイしてみました。
King Arthurは戦闘システムがTotal Warシリーズと近似しており、よく比較されたりしていますが、触ってみると戦闘シーンよりも奇抜なクエストシステムが一際目を引く。もちろん戦闘も重要な要素なんですが、これまでプレイしてきた他のゲームで、このようなクエストシステムは見たことがありません。

グラフィカルなUIとしての出来は上々
今回の要旨は知人のgengorouさんによるKing Arthurレビュー丸写しだったりしますが、gengorouさんのレビューがとても分かり易いので、そちらに目を通されるとKing Arthurのことがよく理解できるでしょう。
私は子供の頃からファンタジーものや冒険を題材とした作品が好きで、コンピュータゲームに限らずゲームブックを買ってきて、サイコロを用意して遊んだりしていました。King Arthurのクエストシステムは正にゲームブックと言ったところであり、ダイナミックで迫力のある戦闘シーンとの対比がこのゲームの個性かつ長所となっている。
クエストは短編ゲームブックのような作りで、その他にもう一つ、大局的な「目標」というものがありまして、目標は正義か暴君か、或いは無宗教かキリストか、どちらに傾くか枝分かれした方向性が示され、こちらは事前に受けておくものではなく、上掲画像の戦略モードであったり、戦闘モードであったり、どちらかで能動的に行動を決定していかなければならない。その結果、モラルチャートが少しずつ正義や暴君などに偏っていく。
ゲームブック的なクエストに話が戻りますが、こちらは受ける時に担当のヒーローを選択し、ヒーローの能力がクエストの経過や結果に影響するようだ。画像がクエストを進めている最中なんですが、荒々しいリアルタイムな戦闘シーンとは真逆となるような、至って静寂であり、この部分だけは東欧ゲームとは思えないほどの品格が備わっている。
クエストの選択肢によって、戦闘が起きたり、武力行使はせずに穏便に事を運べたりと結果は様々だが、問題となるのは英語版であった場合、プレイヤーが英語が苦手であったり、根気がない人だとこの魅力に気づかずに素通りしてしまいそうな事だ。
戦闘シーンを荒々しいと述べましたが、こちらは東欧作品らしく整然としておらず、各ユニットの動作が粗末で、戦闘シーンにコンシューマーゲーム的な趣を求める人ですと、それだけで駄作のレッテルを貼ってしまいそうだが、このゲームは戦闘よりも、拘りを感じさせるクエストシステム、戦略モードの方に個人的には魅力を感じました。
StrategyにRPGの要素を他社以上に拘って盛り込み、結果的に品のある大人のゲームが出来上がったと。私は東欧作品の匂いが好きで、好んで幾つかプレイしているのですが、その中でもこのゲームはクオリティーが高く、大事に作られているなと感じた。
しかし、ゲームバランスの方は若干怪しげなところがあるようで
そこらは追々プレイしながら感想を述べていきたいです。
ハンガリーのメーカー Neocore Games が開発した作品です。
昨日に引き続き、数時間ほど本編のキャンペーンをプレイしてみました。
King Arthurは戦闘システムがTotal Warシリーズと近似しており、よく比較されたりしていますが、触ってみると戦闘シーンよりも奇抜なクエストシステムが一際目を引く。もちろん戦闘も重要な要素なんですが、これまでプレイしてきた他のゲームで、このようなクエストシステムは見たことがありません。

グラフィカルなUIとしての出来は上々
今回の要旨は知人のgengorouさんによるKing Arthurレビュー丸写しだったりしますが、gengorouさんのレビューがとても分かり易いので、そちらに目を通されるとKing Arthurのことがよく理解できるでしょう。
私は子供の頃からファンタジーものや冒険を題材とした作品が好きで、コンピュータゲームに限らずゲームブックを買ってきて、サイコロを用意して遊んだりしていました。King Arthurのクエストシステムは正にゲームブックと言ったところであり、ダイナミックで迫力のある戦闘シーンとの対比がこのゲームの個性かつ長所となっている。
クエストは短編ゲームブックのような作りで、その他にもう一つ、大局的な「目標」というものがありまして、目標は正義か暴君か、或いは無宗教かキリストか、どちらに傾くか枝分かれした方向性が示され、こちらは事前に受けておくものではなく、上掲画像の戦略モードであったり、戦闘モードであったり、どちらかで能動的に行動を決定していかなければならない。その結果、モラルチャートが少しずつ正義や暴君などに偏っていく。
ゲームブック的なクエストに話が戻りますが、こちらは受ける時に担当のヒーローを選択し、ヒーローの能力がクエストの経過や結果に影響するようだ。画像がクエストを進めている最中なんですが、荒々しいリアルタイムな戦闘シーンとは真逆となるような、至って静寂であり、この部分だけは東欧ゲームとは思えないほどの品格が備わっている。
クエストの選択肢によって、戦闘が起きたり、武力行使はせずに穏便に事を運べたりと結果は様々だが、問題となるのは英語版であった場合、プレイヤーが英語が苦手であったり、根気がない人だとこの魅力に気づかずに素通りしてしまいそうな事だ。
戦闘シーンを荒々しいと述べましたが、こちらは東欧作品らしく整然としておらず、各ユニットの動作が粗末で、戦闘シーンにコンシューマーゲーム的な趣を求める人ですと、それだけで駄作のレッテルを貼ってしまいそうだが、このゲームは戦闘よりも、拘りを感じさせるクエストシステム、戦略モードの方に個人的には魅力を感じました。
StrategyにRPGの要素を他社以上に拘って盛り込み、結果的に品のある大人のゲームが出来上がったと。私は東欧作品の匂いが好きで、好んで幾つかプレイしているのですが、その中でもこのゲームはクオリティーが高く、大事に作られているなと感じた。
しかし、ゲームバランスの方は若干怪しげなところがあるようで
そこらは追々プレイしながら感想を述べていきたいです。
Last Modified :