Total War: Shogun 2 キリシタン大名での苦行
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キリシタン大名になると使える宣教師
3回目のプレイは中国地方の雄 毛利氏を選び、難易度はHardでクリアした。今回はキリシタン大名でプレイする意向だったので、キリスト教を受け入れて南蛮貿易港を建設し、キリシタン大名に改宗できたものの、難易度Hard+キリシタンは茨の道だったかもしれない。

道々で布教活動を怠らず、改心させる図
南蛮貿易港を建設すると、この港がある州では
・南蛮交易船を建造できる
毛利氏だと性能が高い毛利南蛮交易船になるが、この船はとても強力だ。建造費と維持費が他の船より高額だが、十分にお釣りがくるほど使える。
・南蛮石火矢(大筒)ユニットを徴兵できる
技術アンロック無しにいきなり大筒が手に入るのだ。
・輸入鉄砲足軽が徴兵できる
こちらも技術アンロック無しでいきなり手に入るが、特に鉄砲は技術を深く研究しないと使えないユニットなので、かなり優遇された配慮だろう。
南蛮貿易港はさらに上位の南蛮人居留区港にアップグレードが可能で、隣接国へのキリシタンを広める力や民衆をキリシタンへ改宗させる力が増し、輸出能力は+200になる。ちなみに交易港だと輸出能力+80だ。
南蛮交易船を主体にした船団を2つほど配備して、海上からの上陸を阻止する専属部隊にするのは非常に有効だ。将軍の頭数に余裕があるのなら、将軍を一人乗船させてスキルは海戦アップ系を選んでいく。2部隊では完全に防げないが、3~4部隊となると維持費だけで破綻してしまいそうになるから、その辺りは裁量次第。
ここまでは良いこと尽くめに見えてしまうが、かなり痛い短所があり、新たに制圧した州の大半は仏教であるから、そこへキリシタン大名が入ってくると民衆の反発は相当なもの。一般的な仏教大名だと敏速に行えた統治が、キリシタン大名だと民衆の幸福度がなかなか上がらず苦労するのだ。

ここまで技術研究が進めば楽になるが
民衆の幸福度が低いと一揆や反乱が起こってしまうから、抑圧として余分に軍隊を駐留させる必要に迫られるし、場合によっては長い期間、税収を0にする必要もあり、布教の為に教会を建設する州の数も増え、その分だけ収入も減り、軍の強化も出来なくなってしまう。
難易度Hardであったのも原因かもしれないが、前回の織田氏では金10万以上貯まっていた段階になっても、今回は2~3万であくせくしていた。救いは宣教師のスキルに技術「英知」の研究速度を大幅に早めるものがあり、画像のようにボーナス+229%にまで高まっていたが、上記のキリシタン特殊ユニットの優位性を差し引きしてみても、一般仏教大名の方が展開は楽になるのでは、といった感想です。

京が目前。だがしかし。
金銭苦に苛まれ、高い難易度の敵軍は数が多くてかなり進軍速度がゆっくりとなってしまった。京都付近に辿りついたのは1570年頃だったので、1575年までにクリアするゲームルールなのでぎりぎりだ。然し、そこへ魔が来襲する。
甲斐国と東海一体を手中に収めていた武田氏の大軍勢が、この段階になって毛利討伐軍として遠征してきたのだ。そこへ近隣の北畠氏、畠山氏の軍も加わり、画像の敵は一団全てフルスタック状態、一時はクリア不可能ではないかと思えたが、忍者と目付、そして今回は宣教師の力で苦境を打破した。

十字の馬印に注目
宣教師は敵の町に対して扇動を行い、成功するとキリシタン反乱軍が出現する。これがまた相当厄介なもので、敵AIに自軍がやられた場合は目も当てられないほどだ。どうやらその州に駐留している軍の規模によって反乱軍の数が決まるらしく、多いときはフルスタック状態の反乱軍となる。
京都をフルスタックの3軍で何とか落とし、その後は隣接している各州に高ランクの宣教師を向かわせ、可能な限り扇動で反乱軍を呼び出す戦略が非常に有効だった。こうなると敵はそのターン、反乱軍への対処に追われるので、こちらへの攻撃が緩んでしまう。
その間、敵部隊に切れ者の忍者を粘着させ、じっくりと暗殺攻めを決めていく。しばらくすれば将軍のいない敵部隊が残るだけとなり、ガチ勝負になったとしてもこちらが有利になるはずだ。ちなみに毎回暗殺や扇動が成功するわけはないので、面倒だがリロードを駆使してしまった。

余裕はない辛勝
大筒に南蛮船はかなりのメリットとなるが、キリシタン大名は正直辛かった。次は徳川氏で難易度Very Hardプレイを行う予定ですが、徳川氏は忍者の扱いに優れた派閥となっているから、忍者と、さらに芸者を使っていきたい。芸者の暗殺シーン動画を見てみたが、まんま必殺仕事人だが。

Shogun2の謎
ふと気づいてみたら大阪湾に毛利氏所有の日本丸が浮いていた。
手に入れた覚えがないのだが、何故だ。
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