久々にPS2を弄る
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初代ペルソナ
今現在、歴代ゲーム機の中古ソフトで最もお買い得価格になっているのは初代PS用のゲームだ。Amazonでは余程の人気作か希少品でもない限り軒並み1円という価格が付いているが、送料が平均340円なので、欲しい品の1本買いには適していても、大量購入には不適である。私の場合は以前に駿河屋で50本ほどまとめ買いしたので、これだけで向こう10年の暇つぶしになるだろう。
初代PSはPS2と並んで本体が1億台以上売れているから、比例するように様々なゲームが発売された訳だが、腐るほど出回っているから現在の中古捨値になっているのも一つの理由なんだろうけど、比肩するような事情として、ファミコンとスーファミのROMと比べると物質的に価値が劣ることと、CDやDVDなどのメディア読み込みの鈍さ、言ってみれば不便であること。これらも捨値に直結している要因なのではと実感している。
画像の初代ペルソナは今でも語り継がれる名作の一つなんですが、中身は確かにずっしり濃くて、歯応え十分といった作風だが、ちょっとした画面切り替えでロードが入り、これまで体験したことがないようなエンカウント過多な戦闘は、ゲームの難度以前のストッパーといった所か。
Dungeon of Dredmorから「初続き」になるが、プレイしていてこれだけ眠くなるゲームは初めてかもしれない。けして「つまらない」から眠くなる訳ではなく、戦闘中のモーションが異常に長く、それらをキャンセルするオプションが無いからじっと待つ以外に道はない。そして戦闘の前後にちょっぴり長いロード時間があり、ほんの少し移動すればまた遭遇となる。
こうやって書いてみると悪いゲームに聞こえてしまうが、それを押し切ってでもプレイを続ける価値はある。これらの短所が改善されたのがPSP用のペルソナ1らしいが、そちらはBGMが自己主張しすぎると、別件で不評なようだ。
真意は3千円弱でベスト版が発売になったペルソナ4を遊びたいと思っていたのですが、どうせプレイするのなら初代作からと。険しい道程の始まりである。
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