CRPGまにあ

Ever17 - 柔らかさに潜む怪異と悲哀

投稿日:2011/09/12 |  カテゴリー:Ever17 -the out of infinity-  |  コメント:0  | トラックバック:0
最初に書いておきますが、直接的なネタバレはありませんけど、印象のすり込みになるかもしれません。例えば「この人はそんな風に感じたんだな」とか、「じゃあ面白いゲームなんだ」とかも。とは言っても否定的な意見ではないので、読んだとしても良いイメージしか湧かないでしょう。

Ever17はとても有名な作品なんですが、当Blogに訪れて下さる方々ですと知らない人の方が多いでしょう。私と同じようにRPGもStrategyも好きだけど、アドベンチャーゲーム、特に国産のADVが大好きなお方で未プレイでしたら、価格も安いしお勧めの1本です。

奇遇にもリメイク版がXbox360で今年中に発売されるようだが、音声は全て新規収録され、全体的にクオリティーが増すのは確実でしょうから、良くはなっても別の感覚を受けるかもしれない。PC版のPremium Editionは2200円程度で購入できるので、オリジナルを味わいたいのならPC版の方が好適だろう。
・どんなゲームなのか
内容については一切書きませんが、構成が絶妙で、シナリオは濃密であり、作中に流れる空気はとても健全で明るいが、それは表の顔であって、時に悲しく、時に切なく、瞬間的にホラー作品以上の恐怖を感じることもある。恐怖と言うより不思議な感覚と言ったほうが適切かもしれないが。

物語が1から100のピースで構築されているとしたら、「1、2、3、4、5、たまに61、62、63、そして6、7、8、9・・・」といった具合に予定調和のごとく進行するのではなくて、100のピースがばらばらになって頭に入ってくるような、それでいて核心に迫るピースはけして・・・・くれない。

シナリオの出来は個人的に過去最高だと感じる作品なんですが、最初に発売されたのはPS2とDC版だったようで、そこからPCへの移植となったから一部に使いにくい所がありますが、ほんの些細なことなので気にすることはないでしょう。例えば既読スキップが遅いとか、バックログを閲覧するのにマウスローラーが反応しなかったり、今では当たり前の機能がちょっと足りない程度。

それともう一つ、良い作品なんですけども、初版は2002年ですので、最近の国産紙芝居ゲームのCGよりは見劣りするかもしれない。とは言ってもCGの品質で物語の良し悪しが左右されることはないから、これも気にしなくていいポイントでしょう。



Ever17から少し離れますけど、いわゆる「国産18禁、及び非18禁の面白いゲーム」の選別方法ですが、私はこちらのサイトを参考にしています。右側の、年刊エロゲー統計表→「全部」の中央値順。このページで中央値が90点台以上としてリストアップされている作品はまず外れがないでしょう。

平均値よりも中央値の方が信憑性が高く、平均値と中央値の差が少ない方が精度が高い。標準偏差が低い方が誰でも面白いと思える可能性が高く、データ数が余りにも少ないものはまだ信頼おけない。といった感じでしょう。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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