CRPGまにあ

Oblivion - イキたくてもイケない、それがTamrielの伝統

投稿日:2011/12/23 |  カテゴリー:The Elder Scrolls IV: Oblivion  |  コメント:2  | トラックバック:0
タイトルだけ見るとイヤらしさが滲み出てくるようだが
けしてイヤらしい話題ではない。

12月10日にSteamでOblivionを購入してからは毎日のようにCyrodiilを踏査する日々だが、発売直後に数百時間プレイしていたとは言え、クエストや事件や、私の大好きな「有り得ない事態の勃発」などで飽きがくる事がない。もしもプレイ記にしていたら、労力さえ惜しまなければ1年分にもなろうかというボリュームには相変わらず感心してしまう。

とは言っても、もう二度とこの話題には触れないと以前に誓ったのだが、TESシリーズの難易度調整におけるBethesdaの信条、或いは意志、これだけはどうあっても容認できないし、ロールプレイを重視した作品だからと見過ごすことはできない仕様であるだろう。

基本的にTES3以降は、如何なるプレイヤーであっても最後まで遊ぶことができて、全てのコンテンツに触れることができて、敵が強すぎたりして詰まることがないように配慮したバランスがデフォルトの難易度ノーマルになっている。

ロールプレイの語義とはプレイヤーが役割を演じることであり、ロールプレイの意味そのものを尊重しているTESシリーズは、誰でもロールプレイ出来ることが最大の特長として作られている。役割を演じる遊びに重点が置かれた瞬間から、その世界での神はプレイヤー自身であるから、けして行き詰ることがないよう難度は極めて低く調整され、難易度は如何なるときでもプレイヤーが自在に変更できるようなシステムとして作られているのが私の知る TES3 TES4 TES5である。

これらの弊害として顕著なのは、どれだけ戦闘システムが洗練されていたとしても、どれだけ魅力的なアイテムに溢れる世界だったとしても、仮にだが人気があるHack and Slashよりキャラクタービルドが優れていたとしても、不当に緩い難易度と甘すぎる難易度調節機能などによって、その全てが台無しになってしまうことだろう。

ゲームのアイテムに数値があることは定番だが、プレイするからには少しでも良い品が欲しいと誰でも考えるはずで、アイテム入手で一喜一憂するのがコンピュータゲームの醍醐味であることに間違いはない。そして、豊富なアイテムや覚えるスキルを自身で選定し、それらを駆使して場面を突破していくことにアイテムやスキルの価値があるのだ。

TESシリーズのデフォルトの難易度では、戦闘を行う意義さえ見出せないほど温く、全くもって価値がない。TES3からの共通点として、難易度ノーマルでも序盤はそこそこ手ごたえを感じるが、キャラクターが育っていく程にそのバランスが崩れていき、最終的には「適当に良い武器を持ってどつきまわせばOK。ただそれだけ」と、ここに行き着いてしまう。

ロールプレイだから難易度も自分で調節するべきだろうとか、ロールプレイだから自分で縛りを入れなければ楽しめないとか、様々な意見があるのだが、豊富なゲーム内リソース全てを無に帰してしまうような残念な仕様を黙認などできやしない。それだけゲームが好きで、このシリーズが好きなのだ。



現在プレイ中のArgonianはLv40を超えており、ヘビーアーマーに身を包んだ状態だと死にたくても死ねないほどダメージを受けることがないし、育ちきってからは長らくヒーリングポーションすら飲んだことがない。プレイヤーレベルに追いすがるように敵の強さが増していく仕様のOblivionでさえこれなのだから、TES3など論ずるまでもないゲームバランスである。

なにも、「ゲーム開始から最後の瞬間まで魅了されるようなゲームバランスにしてくれ」などという贅沢な要望ではないのだ。Steamのお勧めコメントにも書いたのだが、ハード以上の難易度は固定できるようにすれば済むだけの話。それだけで全く別次元になるというのに。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

コメント

No title

スカイリムで、ごり押しプレイをしようと
全身ドラゴン装備をしていたのにもかかわらず
裸で、手斧をもった盗賊の首領に正面きって戦いをいどみ
見事に頭をカチ割られて
ゲームオーバーになった私がきましたよ

まぁ、装備品よりも、むしろスキルによりけりな部分があるんですが
歯ごたえのあえるプレイといえば、全身ドラゴン装備でも
戦闘スキルが低いので三人に囲まれれば、あっさり死ぬため
魔法でトラップをしかけ、弓矢で誘い出し、弱った所をぶったおし、
敵の援軍がきたら、即効でトンズラかまし、一人づつ
たおしてく、こまやかい戦いをしていたのですが、人によっては
それを苦痛と感じるか、これぞ、戦いのかけひきよ!と思うかは
結構わかられるとおもうんですよね。

まぁ何が言いたいかと言えば、鍛冶レベルと付加レベルを100にして
最強無敵の魔法防御ディドラ装備で、
ようやく死ななくなった!ひゃっはーと安堵している
ヘナチンプレイヤーが、私ですよ。ということなのです(お

Re: No title

>>zabaraさん

書き込みを読んでみてまず思い浮かんだことは
もの凄く楽しまれてますね。

TESは3以降、デフォルトの誰でも少し頑張ればクリアできるノーマル状態と、さらに易しい方向へ、いつでもどこでもイージーに難易度を弄ることができること。この段階で一般ユーザーへの配慮は完全に行われているからこその不満なんですけどね。

恐らくBethesdaの拘りであり、どれだけ優れたシステムを構築したとしても難易度を投げ遣りにしてくるのは、それだけロールプレイ重視というゲーム作りに愛着を持っているんだというメッセージなのかなと理解しているつもりなんですが、それでもやっぱり、戦うことの意味と、世界に存在する物品などの価値などが下がってしまっては、楽しめるものも楽しめないと思ってしまいます。

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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