CRPGまにあ

Oblivion - 6年目にして最後まで

投稿日:2012/01/02 |  カテゴリー:The Elder Scrolls IV: Oblivion  |  コメント:8  | トラックバック:0
昨年末から6年目の本気として再びプレイし始めた Oblivion ですが、元旦早々まずはメインクエストを終わらせることができた。

詳細は「続き」に書くとして、ゲームとしては2006年からさらに4年前に発売された TES3 Morrowind より進歩している所が沢山あって、1つのゲームとして見た場合は面白くて良いOblivionだと思えたのだが、メインクエストの品質、風情、緩急の付け方など、これらを踏まえた評価となると、Oblivionは残念な出来ばえ(シナリオ)であると言わざるを得ない。

発売された時期が2002年というのも理由の1つなんだろうけれど、日本でMorrowindは何故ここまで空気扱いされ、何故Oblivionが絶賛されて大騒ぎになったのか、理解に苦しむほどの差がある。シナリオの出来栄え、さらに、ロールプレイの舞台としての評価となるが、一回り二回りどころかMorrowindの方が断然優れたものだ。

今後のプレイ方針を先に書いてみますが、FactionsはこのままMages GuildとFighters Guildは最後までプレイしてみるつもりだが、他は敢えて残しておく意向で、その理由は9年目にしてMorrowind Overhaul 2.0となったMorrowindの件で、こんな事ならFactionの一つか二つ残しておくべきだったと後悔したからだ。未開の領域があれば意欲はそのままでまた何時か楽しむことができるし、不満を口にしつつもこのシリーズは大切にしたいという思いが強いのだ。もちろん拡張のShivering Islesが今後のメインになるが。

今回のプレイでは難易度は全く触らずにデフォルト状態でプレイしているが、言うまでもなく酷いゲームバランスである。TESの慣例である有り得ないほど温いという意味での酷さだが、後に遊ぶ予定のSkyrimは5段階調節の難易度システムだが、ハードから始めて、メインクエストか派閥クエストを終わらせるか、或いは100時間以上プレイしたらその後は最高に固定しようと思っている。

今回のOblivionは言わば駆け足プレイであるから難易度はそのままにしているが、せっかくの体験なのだからSkyrimはとびきりのものにしたい。難易度がそのままだと、私の周りでも悲しみの声が聞こえてきているSkyrimだから。


ここからはMorrowindとOblivionのネタバレありで書いていきますけど、Oblivionの中盤以降のメインクエストは、苦戦が必至とされるBruma救済の為に、各町の統治者らに援軍要請をして回ることになる。Bruma以外の町もOblivion gate対策に兵を動かしているから、このままでは援兵できないとのことで、プレイヤーがOblivion gateを閉じていく仕事を請け負い、gateの脅威が無くなったらBrumaへ援軍を送りますという流れだ。

Morrowindも似たような流れでして、救世主として三大名家と3つの部族の信頼を得なければならないのだが、Morrowindでは話術だけで乗り越えられたり、嫁さんを探して部族の長を満足させたりと、様々な解があって味があったのだが、Oblivionでは個性の無いゲートを閉じるというつまらない行為を繰り返すだけであり、正面から武力一辺倒という稚拙かつ面白みに欠ける展開は辟易の極みであった。Oblivionはただでさえ温すぎるゲームなのだから、それでいてユーモアの欠片もないゲートの連続攻略は、子供染みた作品という印象を強く私の中に植え付けた。

Oblivionでフル音声になったことから会話のトピックが大幅に減らされたことも、長編クエストを楽しめるFactionsもMorrowindでは11あったが、Oblivonでは数えるほどになったことも、異国情緒豊かで神秘的なVvardenfell島から緑溢れるCyrodiilへ舞台が移ったことも理由なのだろうけど、ロールプレイの受皿としての器、この「器」の大きさが極端に小さくなっている所もOblivionの残念なポイントだろう。

知人の言葉を借りますが、「Morrowindは貴族の遊びだ」と喩えたお方がいた。適切な表現だと感心してしまうほどMorrowindは世界の色もメインクエストの味わいも風情豊かだったのだが、Oblivionは如何にもゲームをしていますという色合いになってしまったのだ。

とは言っても今回のプレイで既に120時間ほどプレイしている私でありますから
大好きであることに変わりはない。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

コメント

Oblivionの残念な所

Oblivion Gateの先にある世界がどれもほぼ同じで似たような構成で、
全然生きた街になってない感じなのがとても残念でしたね。

正直手抜きとしか言いようがない。

MorrowindがOblivionに比べて騒がれていないのは、
ファミ通などのメディアの準備ができていなかった、ということと
youtubeやニコニコ動画などの動画共有インフラがなかったということにつきる
と思います。あと、家庭用ゲーム機版がxbox版しかなかったこととかですかね。

メインクエストもサブクエストもMorrowindの方が凝ってますね。
全般的なゲームの親切度やAIなどはOblivionの方が上ですが、ダンジョンや街の構造等はMorrowindの方が上だと思いますし、派閥抗争や街を支配している族などによって文化差などがかなりあったりして、全体的にMorrowind時代の方がこだわりを感じました。

一言でいうと、OblivionはTESとは思えないほど大衆化してしまったのです。
ゲームシステムは良くなったけど、箱庭世界に深みがないというか。

後はSさんがたびたびおっしゃっているように家庭用ゲーム機をメインプラットフォーム据えて開発されるようになったせいか、UIがマウス・キーボード派に手厳しくなった(クソになった)ということですかね。

Re: Oblivionの残念な所

>>damnedさん

的確なコメントをありがとうございます。何か言い足りないと思いながら書いていましたが
貴族の遊びと表現されたご本人様、damnedさんのコメントが全てを代弁してくれました。

2002年ですからwikiに攻略、日本語化という動きもない時代でしたし、メディアのことも、成功しなかった初代Xboxのみだったことも、まさにそこらが理由でしょうね。それと重要なところが「派閥抗争や街を支配している族などによって文化差などがかなりあった」これだと思うんですが、Morrowindではこのあたりがしっかり作られていたから、Meges GuildとTelvanniの抗争や、Fighters Guildが見下されていたことも、Hlaaluが他2つのハウスより先進的になれたことも、Cultは九柱神だがTempleは現世神の信仰で疑問視されていたことなども、プレイしていて非常に興味深くて面白かったです。

他には、些細なことかもしれませんが、MorrowindではDaedric Armorは極めて希少な品であり、着ているNPCを見つけたときは「こいつすげえよ」と思うほどでしたが、Oblivionでは捨てるほど手に入る物になってしまい、その辺りも如何にも大衆化といった匂いがします。

そういえばGoogle+のことですが、何も伝えずに消してしまって申し訳ないです。せっかくお誘い頂いたのに勝手なことをしてしまいました。もう一度有効にしてやり直そうと考えています。

カジュアル化ですね

書き込みさせていただきます。私もRPGとしてはMorrowindが好きです。
インターフェースの部分もそうですが、会話systemは煩雑ながらMorrowindのほうが深みもありましたし、世界観的にも王道すぎるOblivionよりもMorrowindが好みですね。後、敵が自分の強さに合わされるsystemは好きになれません・・・。
ただ日本でOblivionが騒がれたのは簡単に「日本語版」があったこと以外のなにものでもなく、PC版ですら日本語MODが完成レベルまで持っていけたからです。
Morrowindは日本語化MODが途中で頓挫してしまったのは残念なことです。これが完成していれば日本での盛り上がりはだいぶ違っていたことでしょう。
ゲームをわざわざ外国語で遊ぶ「変人」などなかなかいないのです(まぁ我々はマイノリティもいいところですね)
まぁぶっちゃけいってしまえばUltima6.7とバルダーズゲート1.2を凌ぐRPGなんてないんですがね!!!!とか言ってみる。

Re: カジュアル化ですね

>>お初さん

Morrowindはクエストでのマップマーカーがない正統派でしたから、頼まれごとをNPCから受けるときの説明に味があって良かったです。稀に勘違いしてとんでもない場所へ行き着いてしまい、そこらでもプレイヤーだけのドラマが生まれましたし。

Oblivionに関しては日本語版の存在、確かにそれは重要です。
というか日本で有名になったのは日本語版が出たからでしょうね。

Skyrimが発売される前で、1年ほど前だと記憶していますが、RPGWatchで好きなTESは何ですか?というアンケートを行っていた時があって、4作品中Morrowindが60%くらいを占めるダントツの支持率だったんですが、やっぱり海外でもゲーマーとして同じ気持ちの人が多いようです。

BGシリーズは難易度そのままでも歯ごたえがあってバランスきつめで良好でしたし、好きなように彷徨えるところも、会話に幅があることも、良い作品でしたね。Ultimaは4と8と9しかプレイしていないんですが、Ultima7は先に書き込みされているdamnedさんも一押しの作品だったような。

Ultima7

Ultima7はGOGで販売が開始されたようです。2DRPGとしては最高の作品の一つですので、英語な特異な管理人さんはぜひチャレンジしてみても損はしないと思います。
インディーズゲーもよく触られるようですし、グラフィックも気にはならないと思いますので。

Re: Ultima7

>>お初さん

このBlogを始めた頃からUltima 7 は遊んでおきたい作品だと考えていたこともありますし
ずいぶん前に購入したUltima Collectionを持っているので
今年の目標としてUltima 6 & 7、この2つを何とか遊んでみようと思います。

もう一つは書き込みされているdamnedさんお勧めの Jagged Alliance 2 ですが
こちらはそろそろリメイク版の Jagged Alliance - Back in Action が発売になりますけど
リメイクですから別ゲームと捉え、やっぱりオリジナルをやらなければ。

無理ゲーだと思ってました

Oblivionは二年位前にプレイして、途中で投げ出してしまった者です。

面白い所のあるゲームだとは思ったんですが、自分はあまりのめりこめませんでしたね。
住民は口数が少ないですし、捻りの無いマップデザインのおかげで世界横断のような事も簡単にでき、総じて冒険の驚きが少ないのが残念でした。
レベルが上がるにつれて敵の方が圧倒的に強くなっていくので、ゲームバランスも悪いなあと思っていたのですが、プレイの仕方によっては温いゲームになってしまうんですね・・・。

5~7までのUltimaシリーズはどれも面白かったと記憶しています。ただ、戦闘バランスは(Oblivionほどではないにしろ)結構いい加減だったような

Re: 無理ゲーだと思ってました

>>Drogさん

一般的なRPGと比較すると、Drogさんが仰るような味気なさを感じてしまうTESシリーズだと思いますが、当BlogのCRPGまにあの「C」は、その点に対してのこだわりでもあるんですよ。もちろん、Cらしいのは例え小粒だとしても、段階的に作り込まれたバランスが良い物だという意味ですけどね。

Oblivionはキャラタイプによって難度がかなり変化するんですが、帝都の赤いキノコをしっかり採取してAlchemyに精を出して、ヘビーアーマーを装備して盾を構えて剣やメイスでどつきまわすプレイスタイルで進んでいくと、私が書いたような異常事態レベルの物足りなさを感じてしまいます。

Ultimaは取り敢えず 6 をプレイできる状態にしたんですが
ぷちぷちノイズに悩まされて改善策を練っているところです。
バッファ調整では直らない不具合のようで。

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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