CRPGまにあ

Oblivion - Fighters Guild クエストを終える

投稿日:2012/01/04 |  カテゴリー:The Elder Scrolls IV: Oblivion  |  コメント:2  | トラックバック:0
情緒は度外視でファストトラベルを使いまくり、Fighters Guild 一連のクエストを終えてみたが、後半に差し掛かる辺りまではメインクエストと同様に酷い作りであるなと思っていたが、MorrowindからそのままFighters Guild 負の伝統を引きずっているのか、後半からはなかなか興味深い味わいであった。

結果的に、Fighters Guild クエストは後半だけならかなり面白かったです。続きはFighters Guild クエストによって間接的に感じたファストトラベルの罪と、クエストのちょっとした感想です。


Oblivionからフル音声になった功罪だと思うのだが、OblivionのFighters Guildは基本的に Anvil と Cheydinhal でのみギルドの仕事を受けることができて、後半になるとChorrolのとある人物から直接指令されることになる。言ってみれば、この3つの町以外にあるFighters Guild支部はお飾りでしかないという訳です。

Morrowindでは全ての支部とVivecにある本部から仕事を受けていく仕様だったが、TESの場合、声優さんは種族で共通であるし、仕事の場所を広げると音声収録の手間が増えるから、それらが理由でゲーム的に機能しているのは2箇所限定、後半は別物になる、といった少々味気無い作りになったのではないだろうか。

ギルドの仕事に取り組み始めた頃はAnvilやCheydinhal地元の仕事が多く、さして違和感無くプレイしていたのだが、中盤になると奔走する領域が広がっていきます。Morrowindのように交通機関が整備されていない(存在しない)Oblivionでは否応なくファストトラベルを使うことになるのだが、フル音声になったことは功罪だと受け入れることができるけど、やっぱりファストトラベルは安直すぎる害でしかないと改めて感じた。

MorrowindではSrit Striderという通称ノミバスが主要な街を繋いでおり、海上は船が行き来している。発着時間という概念はなく、いつでも利用できるものであるが、交通機関の存在により地域の繋がりを必然的に意識することになるから、「そこに街がある」という感覚がOblivionより強いのだ。

他には最寄の寺院へ瞬間移動するAlmsivi Interventionという魔法と、最寄の帝国砦に瞬間移動するDivine Interventionに、読んで字の如くMarkとRecallの魔法がある。上述の交通機関とこれら便利魔法を組み合わせて有効活用する「移動の戦略」が、Oblivionではばっさり切り捨てられている。

ある洞窟を攻略するのなら、荷物が一杯になったらどの魔法を使うか、何に乗るのか、どこでアイテムを売るのか、それらを使い分けることも魅力の一つであるし、普段は滅多に訪れないショップとの出会いなんかも起きたりする。

Oblivionでは荷物が一杯になっても安易に自宅周辺へファストトラベル、戻るときもファストトラベル。クエストが始まったら目的地周辺へファストトラベル、この繰り返しであり、地形など半ばどうでもよいと思える作りであるし、Fighters Guild後半に於ける、ファストトラベル前提である国の端から端への連続移動は明らかにいい加減な作りだ。

ファストトラベルと、クエストの目的地をマップにマーカー表示すること、この2つが組み合わさった「罪」は相当大きなものだと感じた。世界の見た目だけは良くなったが、以前は輝いていた大事なものを置いてきてしまったような、悲しい現実を見せられた気分である。

結論としては、前作Morrowindや交通機関が整備されている箱庭ゲームの始祖 Might and Magicシリーズなどと比較してみると、Oblivionは箱庭ゲームとして重要である旅をしている感じが薄いのである。

話をFighters Guild クエストへ戻しますが、よほど出来がいい国産ADVでもない限り、私は感情移入してゲームに腹を立てたりしないのだけど、MorrowindでのFighters Guildの顛末に負けず劣らず、ObliivionのFighters Guildはゲームとして良い意味で腐っていた。

今回は殺人の道具に使われてしまい、その対象が「あの町の美人さん」に載せようと考えていたNPCと集落全てのNPCでして、その父親が悲嘆に暮れる姿がとても辛かった。その前に起こったギルドマスターの息子やギルドメンバーが意味も無く殺された事件もあったから、奴らの根城を惨憺極まる場所へと変えてきてやった。あれほどの腐れどもはゲームでさえ滅多にいないほどであり、この流血だけは誰も咎めまい。

Chorrolで世話になった上役Modryn Oreynだが、最後の最後までそのラストネームの意味に気づかなかった。最後の瞬間に、「ああそうだった、貴方はあの一族の」みたいにプチ感動したのだが、OblivionはMorrowindから6年後のエピソードであるから、6年前にVvardenfellを旅した誰かがという、小粋な計らいだったのだろう。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

コメント

おっお

今オブリビオンやってるけどスカイリムよりクエストのストーリーは深い気がするんだお

Re: おっお

Skyrim はあえてクリアしていないので何とも言えませんが
Oblivionは裏で彼らを支え続けた救世主の話として
物語のみに限定すればけっこう良かったと思います。

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AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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