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うたわれるもの - とっても良かったです

投稿日:2012/02/14 |  カテゴリー:うたわれるもの 散りゆく者への子守唄  |  コメント:0  | トラックバック:0
「良かったです」
気の利いた言い回しが他にもあるけれど、素朴に良かったですと表現するのがこの作品に対する礼儀だと思った。2002年に音声無しの18禁PCゲームとしてリリースされ、2006年のアニメ化とフルボイス仕様でのPS2版が好評を博していたようですが、私は今回プレイするまでその存在すら知らなかった。

プレイしたのはPS2版で、某サイトでの評判だけを拠り所にして、世界観や声優陣どころかジャンルさえ知らないまま遊び始めたのだが、一切のデータを遮断してのプレイは劇中で読解できる情報量が低下してしまうけれど、やっぱり何も知らない方が感動と驚きが一際大きくなるのだろう。

システム的な妙技として、この手の国産ADVは感動や驚きの演出作りのための「対比」作りの仕込み時間が重要になってくるのだが、本作は有り触れた日常、そして家族愛や仲間との信頼関係など、これらと凄惨きわまる戦争が対になっており、そこらの表現力がとても上手く機能していただろう。

ファーストリリースからは10年、アニメ+PS2版での旬からは5年ほど経ってのプレイとなりましたが、1年ほど前に「うたわれるもの2」の発表があったようで、うたわれるものが好きになれたから二作目はどうしてもプレイしてみたいゲームとして急浮上してきたのだ。初版はPS3のみのようで残念であるが、恐らく次回は初代と逆の流れで、PS3→18禁PC版及びPSP版、になりそうであるから、18禁要素が追加されたPC版が発売されるようなら購入してみたいと思う。

そんな訳で、某批評サイトの「中央値90以上の作品を選択」すればまず間違いがないと再認識したのだけれど、今後もこのスタンスを通して定期的に国産名作ADVをプレイしていこうと思います。

続きは作中での名詞を含めた些細な感想を少々。
毎度ですがゲーム未プレイ及びアニメを見ていない人は続きを押さないで。


うたわれるものの終局は既存のアニメやゲームなどで結構見てきたような形でもあるのだが、既に時効としてタイトル名を挙げますが、Ultima 9 もそれに通じる面を持ち合わせている。Ultima 9 のアバタールはガーディアンとの決着を付けるためにたった一人で死地へ赴き、誰にも看取られずにその生涯を閉じた。直後にロード・ブリティッシュとレイブンが現場に到着するが、瓦礫の山の中から形見となるアンクを見つけ出したものの、とても悲惨な幕引きだったのだ。

うたわれるものの「あの人」は、確かに辛い別れだろうけど、あれだけの仲間や家族らに見守られ、真の幸せ者だろう。ゲームや映画では滅多に涙を流さない私であるが、数年前の英雄伝説4以来、久々に目頭が熱くなる最後でありました。とは言っても、あの終わり方は「あの人」が本当の意味での「あの人」として戻ってきた(解放された)とも受け取れるのだが、そこらの真相は次回作待ちとなるか。

個人的に大きなポイントとして、ファーストリリースの18禁PC版は音声無しであると前述しているが、この作品は声優陣が豪華であり良い仕事をしているので、声優さんらの力が非常に大きな作用を及ぼしているだろう。特に実感したことは、本作はADV(ちょっぴりSRPG)にしては珍しく主人公のボイスが全て再生される仕様なのだが、貫禄と威厳がありつつも時折激しい熱さが感じられる小山力也氏であったことが最も良いポイントであった。

登場キャラクターの殆どを好きになることができた珍しいゲームであったのだが、中でも印象深いのはドジっ子担当のトウカだ。私が好む居合い切りを得意としていたことも好印象である。

他にも言いたいことが沢山あるのだが、5年遅れの為にここらでお開きに。
テーマ:PCゲー in ジャンル:ゲーム

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好きなジャンルはRPGとAVG。
RPGはファンタジーと近未来ものを好み、設定が現代なのは敬遠する傾向にある。基本的にRPGのタイプに好き嫌いはない。プラットフォームも楽しい作品ならばPCでもゲーム機でもどちらでもOKだと思っているが、今はPCのみに傾倒している。生産国は今現在、北米産は経営体制に疑問を抱いているので敬遠している。

AVGことアドベンチャーゲームは、ゲームにおける私の原点です。AVGは現代物を好み、特にサスペンス、推理ものなどが好きだが、PCではそのような日本生まれの新作は長らく登場していないのでご無沙汰状態だ。海外ゲームの移植版ならある程度はプレイしているし、英語版でもいくつかは頑張ってプレイしてきた。RPGとは逆に、設定がファンタジーや近未来ものは敬遠する傾向にある。

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